April 18, 2011

「大気」は踊るパート2と週末テニス

このところの「大気」の乱れが気になって、あらためてこのブログを読み返していたら、ちょうど1年前の5月、こんなことを書いていました。

「戦争」や「大地震」の気配を感じると思ったら、地球の反対側では火山噴火が始まった。
(中略)
そこで辺りをあらためて見渡すと、とてつもない恐怖のエネルギーの塊が、東アジアにもあるではありませんか。

北朝鮮の、虐げられた国民の、そろそろ極限まで来た飢餓の恐怖のことであります。

北朝鮮はなぜ韓国軍艦沈没事件を起こしたのか。そしてこの事件に相前後して、デノミ失敗の見せしめに責任者が処刑されたこと。すべては国民を、飢餓の恐怖から目をそらすためであることは明らかなのであります。

しかし、これもすでに限界なのであります。

これが、軍部によるクーデターとなるかどうか。はたまた、(日本の)「大地震」となってバランスをとるのかどうか。まもなく「大気」は踊り始めるのであります。
「大気」は踊る


年始めからチュニジアに始まる北アフリカ・中東の相次ぐ政変も、今回の3.11大地震も、すでに1年前から始まっていた、大きな乱れをともなった「大気」の流れの中の一連の出来事だったようであります。

おまけに地震や原発報道で、すっかり影が薄くなったものの、この北朝鮮の動向も決して見過ごすわけにはいかない重要な出来事なんであります。

 【ソウル=加藤達也】4日付の韓国紙、朝鮮日報は、北朝鮮で昨年6月、金容三・前鉄道相と文一峰・元財政相が相次いで処刑されたと報じた。金前鉄道相はスパイ罪、文元財政相は2009年11月に実施されたデノミネーション(貨幣単位の変更)の失敗の責任を問われたという。

 北朝鮮の事情に詳しい筋は同紙に「金正恩氏への権力世襲とデノミ失敗が重なったため、平壌では昨年の初めから粛清の嵐が吹き荒れている」と指摘。粛清の目的について「権力世襲の邪魔になる人々を金正日総書記が抹殺しているらしい」と話している。

 処刑された金前鉄道相は在任中の04年4月、訪中を終えて帰国する金総書記が乗った列車が北朝鮮の平安北道・竜川でねらわれた爆発事故で、極秘事項である列車の通過時刻を外部へ漏らした疑い。文元財政相は実務上はデノミには関与していなかったが、増大した住民の不満を抑制するため処刑されたという。

 同紙はまた、軍需工業省や軍需経済を担当する第2経済委員会傘下の約20人も、兵器の輸出代金を横領した疑いで秘密警察である国家安全保衛部に摘発されたとしている。

 韓国政府関係者は粛清の情報に関し、金前鉄道相については「事実」とし、文元財政相については「確認をしている」と述べているという。
北朝鮮で粛清の嵐! 元閣僚を相次いで処刑 権力世襲の邪魔か


実際に粛清のあったとされる昨年6月と言う時期よりなによりも、いまごろになってこれが韓国メディアで報道されることこそ、重要な意味を含んでいるのであります。

すなわちこれは、このところ一挙に進行展開する北アフリカ・中東情勢に対する北朝鮮当局の不安の表れであり、軍部のクーデターに加担する韓国国内勢力への牽制でもあるのであります。

しかも、この不安が現実になる可能性が出てきた。それは、中央の統制がきかなくなって久しい地方軍部の中に、間違いなく北アフリカ・中東情勢が伝わっていることであります。ほとんど孤立無援であった彼らが、ひょっとすると世界が味方するかもしれない。そう理解したとき、間違いなくクーデターは起きる。

この1年の「大気」の大きな乱れの中で、地震の余震、連鎖反応としての地震津波から富士大爆発までを含めて、いまやなにが起きても不思議はない。

いまのいま、北朝鮮が暴発したとするならば、いったいどうすればいいのか。

私たちは、こう考えて、これに予め対処する必要があるのかと言えば、そうではない。例え3.11を予知していたとしても、社会レベルで動かない限り、地震、津波、放射能に私たちがまったくもって無力であることを、いまやこっぴどいまでに思い知らされたのであります。

もはやなるようにしかならない。

力を抜いて、これから起きることを泰然自若と受け入れる。「諦観」こそが、「踊る大気」の中にあって、活路を開く唯一の方法であることに、そろそろ気づく必要があるのであります。

そして、諦観の週末テニス。ウッシーが愉快な仲間をいっぱい連れてきた。

土曜は、愛娘のハナちゃんとカミさん。サコタくんと組んだウッシー相手に、ゲームは伯仲。6-4、2-6、3-2と久しぶりに勝ち越し。

日曜、ショージくんとコンドーくん。ショージくんと組んで、4-6、コンドーくん相手に6-0、ショージくん相手に6-1、ウッシーと組んで4-4。すべて順当の結果であります。

あとからウッシーがyoutubeにアップしたビデオを見て、がっくり。もっと躍動感のあるテニスしていると思っていたのに、まるで若さがない。おまけに、自分がミスする場面を見て、反応の遅さが原因と、納得。大きなヒントになりました。サンクス > ウッシー KAI

投稿者 kai : April 18, 2011 08:39 PM | トラックバック
コメント

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Posted by: unpyqvbowk : September 28, 2011 03:56 PM
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