はてさて、今年もあと1週間ちょっとしかなくなった。確かに、もはや「新民主党」の可能性は途絶えたと言わざるを得ないのであります。
この一番の理由は、小沢の強制起訴でもなんでもない、ただ単に、民主党自体のあまりにもお粗末な地盤沈下であります。
もともとのシナリオは、支持率がある程度維持される中で、尖閣問題あるいは千谷問題のような「単一」問題を梃子にする力学であったはずが、あれよあれよと言う間に支持率が暴落してしまった。
これでは、対峙するはずの「旧民主党」が弱くなりすぎる。
この状況で、自民が、「新民主党」と組む必然性はきれいさっぱり霧散したのであります。
つまりは、そう言うことであります。
そして、もう一つの大きな理由。それは、完璧なまでに弱体化した民主党、小沢はこれを奪還する秘策に気がついたのであります。
それは、自民含めた一部野党との連立ではなく、野党政党丸ごとの吸収合併であります。
もちろんその党首が首相につく条件であります。
舛添あるいは平沼、菅の後の民主党次期代表、すなわち第95代内閣総理大臣に就任するのであります。
これに気づいた小沢は、さっそく、鳩山辞任の時と同じように菅に電話を入れた。
あなたを後継総理にする。ついては、小沢傀儡政権と言われないようにするために、徹底して小沢外しをやること。こちらもあなたを支持すると疑われるので、形だけの対抗馬を立てるが心配しなくてよい。
みなさん、だまされてはいけないのであります。これは、菅小沢による猿芝居。
来年年明け早々、突如、改革あるいはたち日と民主党は、間違いなく合併するのであります。
まあ、これも菅を引き摺り下ろすために、いたしかたない。
これで日本が劇的に生気を取り戻すことができれば、民主党政権は安泰。
つまりは、それでいいのであります。
そして、こんな不実な世界とは無縁の、週末テニス。
いよいよ、今年もあとわずか。
土曜、2-6、2-6、4-2。先週から既報の通り、いかにすれば体力を維持できるか。勝敗のポイントは、ここにあるのであります。やっと第3セットで雪辱を果たす。
日曜、6-0、1-6、1-6、3-4。レギュラーのO谷さんが、年末進行の仕事により欠席。替わりに膵炎を患って間もないT木さん。この彼の奇跡的ふんばりが、第4セット、3-4ながらイーブンにもっていけたことの意味は、限りなく大きい。
なにも言う必要はない。通じるものには、ことごとくが通じるものなんであります。