ウィンブルドンの芝のコートを見ていたら、なんだか突然「地」のエネルギーを感じてしまった。
このウィンブルドン100年の歴史なんてもんじゃなく、何千年、何万年のウィンブルドンの「地」のエネルギーであります。このエネルギーがあるからこそ、この「地」に世界中から人が集まり、戦いを繰り広げる。これは、「地」と言う場所が持つエネルギーが生み出す「産物」以外のなにものでもないのであります。
「風水」の世界を持ち出すまでもなく、これは実はみなさんも日常的に感じているはずのことであります。すなわち、住んでいる場所の良し悪し、通勤通学の経路の選択、休日の好んで行く公園、すべて居心地がいいからそこに住んで、通うのではあります。
つぎからつぎへとテナントが入れ替わるビル。1階のお店も1年もしないうちに別のお店になる。もちろん「場所」、すなわち「地」のエネルギーのないのが原因なのでありますが、たまにそこに長く続けるお店が現れる。弱い「地」のエネルギーに優るエネルギーを持つお店かと言えば、さにあらず。目一杯客のエネルギーを吸い取る、負のエネルギーを持つお店だからこそ、逆の意味で居続けることができるのであります。
しかし、これもそう長くは続かない。周りに必ず太陽のようなエネルギーを持つお店が現れる。「地」のエネルギーは遍在するのであります。
そうなんであります。みなさん、今一度、自分がいる「場所」を見渡していただきたいのであります。
一生懸命やっているのに、なぜか報われない。もし、そんなことがあるとするならば、ひょっとして場所が悪いのかもしれない。
住いにしろ、オフィスにしろ、その場に立って、感じてほしい。生きる勇気が湧いてくるかどうか。幸いなことに、KAIはまた、自宅、オフィス、そして週末テニスのコートの上でさえ、とてつもない「地」のエネルギーを感じるのであります。
つい先日、早朝の散歩で、この「原点」なる思いにひとしきり心を熱くしながらテクテクと歩いていたのでした。
この散歩道である大地こそ、人の生きる原点です。散歩を通して人体の電位をアースして大地と等しくする。これを毎日くりかえす。毎年温泉通いを続けてきたのも、露天で座禅を組みながら、身体すべてを大地と一体化する。
すると、いままでまるで鈍感であった身体が微弱なパルスに感応し始める。いままで見えなかったことへの視界が戻ってくる。原点への視界が戻ってくるのです。
そして、それはやがて恍惚となって身体エネルギーに昇華していくのでした。
こんな気持ち良い散歩は、ほんと久しぶり。
(原点回帰)
そして大地のエネルギーに支えられて続ける、週末テニス。
今週、日曜からインドと言う大地のエネルギーを浴びに行くY木夫婦。夫妻にとってこの時期何十年も続けてきた恒例の旅とは言え、あの大事故からまだ2年。しかし生きるエネルギーとはこう言うもんなんであります。
と言うことで、土曜、出発を明日に控えたY木さん、O谷さん、ネモトくんと言うスーパーレギュラーメンバーは、ゲームが長い。6-3、0-6、4-4と3セットも途中まで。
そして、日曜。Y木さんの替わりはシミズくん。結果は1-6、1-6、7-6(7-3)と、シミズくんと組んだ第3セット。かろうじてタイブレークを7-3で取ったから良かったけれど、夏本番でへとへと。忍耐の夏の始まりであります。 KAI