なぜ土用の丑はウナギなのか。
「なぜ土用の丑はウナギ」でぐぐると、最初に出てくるのが以下の説明。
土用丑の日とウナギ
夏の土用の時期は暑さが厳しく夏ばてをしやすい時期ですから、昔から「精の付くもの」を食べる習慣があり、土用蜆(しじみ)、土用餅、土用卵などの言葉が今も残っています。
また精の付くものとしては「ウナギ」も奈良時代頃から有名だったようで、土用ウナギという風に結びついたのでしょう。
今のように土用にウナギを食べる習慣が一般化したきっかけは幕末の万能学者として有名な平賀源内が、
夏場にウナギが売れないので何とかしたいと近所のウナギ屋に相談され、
「本日、土用丑の日」
と書いた張り紙を張り出したところ、大繁盛したことがきっかけだと言われています。
丑とうなぎの「う」がいっしょだから??
この時、平賀源内が焼き鳥屋さんに相談を受けていたとしたら今ごろは・・・・・・。
なぜ丑の日なのか? ウナギなのか?
丑の日とウナギの関係ですが、丑の日の「う」からこの日に「うのつくもの」を食べると病気にならないと言う迷信もあり、「ウナギ」もこれに合致した食べものであった!?
別の説では、十二支のうち「丑辰未戌」の4つが五行説の「土」に配当されています。
ひょとすると「土用最初の土の日」・・・・・かも知れません。
(土用の丑の日とは)
と言うことで、今年はしっかり節約モード。鰻やではなく、自宅で済ませることにして、ポロロッカで鰻の蒲焼を買う。鹿児島産は、1300円。中国産は500円。産地偽装の問題を考えれば、最初から中国産表示は正真正銘の中国産。中国産を買わない手はありません。
この見事なまでの論理が、あえなく破られた。
週末テニスのあとのアンジェロ、このKAI式中国産ウナギ擁護論に対して、Y木さんからクレーム。中国産は成長ホルモンが一杯入っているからやめたほうがいい。このY木さん、世界の食材情報の専門家。なるほど、言われてみて思い出した。
成長ホルモン入りの牛乳。すっかり忘れていたけれど、成長ホルモンが蔓延している。
長い前置きになりましたが、と言うわけで、本日の土用の丑。残念ながらウナギが食べられなかったのあります。トホホ。 KAI