June 04, 2009

なぜ国民はこうも簡単に目くらましにだまされるのか?

ほんとに面白いように、みなだまされる。

国民だけではない。自民党自身がそうだから、まるでバカとしかいいようがない。

小泉改革の規制緩和によって、弱者や地方が大変なことになっている。はー?一体どこが?

きけば所得格差の2極化がそうだと言う。

いったいなんど説明すればよろしいのでしょうか!痴呆症、失礼、認知症患者相手の話としか思えない。

先日のサンプロの加藤竹中対決にしても、追い詰められた加藤が、「世の中が荒んできた」ことの責任が小泉にあるといい出したときは、この人は一体全体「政治とは何か」、まったくもって理解していないと、ただただあきれ返り、日本の政治家のレベルの低さに、限りない哀しみを禁じえませんでした。

え?わからない?

かんべんしてよ。世の中が荒んだ責任が政治家にあるとすれば、この世の文化人、宗教家、ジャーナリストは要らない。こんなこと、なんで理解できないの。

世襲制限も、まったく同じ構造。

【今日の突破口】ジャーナリスト・東谷暁 「世襲制限」がもたらす破壊

KAIのいいたかったことは、全部ここに書いてあるので、繰り返さないけれど、世間のアンケート、民主党、自民の菅。まったくこれを、面白いようにねじまげている。

菅が、自民が世襲制限する以上、民主は組合出身制限が必要といっているけれど、この菅のおおいなる勘違いこそ、目くらましの本質であることに、そろそろみなさん気づいてほしい。

世襲とは簡単に言えば、組合とはまったく違う、家族です。議員でなくても、一体この世の中に、家族のために働いていない人間など、誰一人いません。

世襲と言うからわからなくなるだけで、もし菅が、つぎの選挙に出るのを家族のために出てはいけないといわれて、出るのをやめますか?

え?子どもの話だ。そうですよ。子どもだろうが自分だろうが、家族です。

なんで家族のために選挙を戦ってはいけないの?

単に公認方法だけの問題で、世襲とは、まったくもって別次元のお話。

肝心の、みないったいなぜこうも簡単に目くらましにだまされるのか?

実は、これは昔から、そうなんです。安心社会においては、考えて行動することではなく、他の人との人間関係によってのみ、この安心社会は維持されるようになっている。簡単に言えば、人に合わせることに絶対的価値を見出す社会であり、そのようにみなさんは例外なく幼少のときより、家庭、幼児施設、学校、果ては企業においてさえ、教育を受けてきたし、今も受け続けているのです。

更には家庭では、この再生産が繰り返し続いている。

これをたくみに利用しているのが、いつまでたっても根絶できない振り込め詐欺。

なんと世襲批判と振り込め詐欺と、同根であったのであります。

まことに救いようがないとしか、いいようがありません。 KAI

投稿者 kai : June 4, 2009 08:04 PM | トラックバック
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