土曜日早朝の番組、NHKアーカイブスあの人に会いたいも、毎週楽しみな番組です。今朝は、あの前畑ガンバレ!で有名な前畑秀子。
といっても若い人たちにはまるで遠い存在になってしまいました。
1936年、今から72年前。舞台はヒットラーの元でのベルリンオリンピック。日本もこの翌年の盧溝橋事件をきっかけに日中戦争に突入すると言う、暗黒の、激動の時代のオリンピックでした。
ここで前畑は、200m平泳ぎ、ヒットラーから直々にドイツ代表の命を受けたマルタ・ゲネンゲルとデッドヒートを繰り広げタッチの差で金メダルをとります。日本人女性初のオリンピック金メダル、22歳の快挙を達成したのでした。
前畑は、すでにこの4年前のロサンゼルスオリンピックで銀メダルを獲得し、直後にこのプレッシャーから逃れたくてか引退を決意します。その時前畑の母親が言ったことを、すでに80歳目前の前畑は昨日のことのように明確に覚えているのでした。
やりかけたことは、苦しいのは、わかってる。でも最後まで、やり遂げるんだよ。
母だからこそ、言える言葉です。
表彰台の前畑は、涙が止まりませんでした。上がる日章旗に一度も目をやることができなかったのです。コーチの言うことをかたくなに拒否し、自分が信じる練習方法を貫き通しての、涙でした。
話は大きく変わって、例のY木さん。
帰国まで病院の1日の費用が、なんと30万円(もちろん治療費混みだけどね)!。これが15日間で締めて・・・^^;。とこれが帰国しても終わらない。さすがに1日30万はないけれど、ベッド代が1日10分の1の3万円。これからいったいいくら払えばいいのか、途方にくれる、Y木ダンナでありました。 KAI