いつも通り予知能力のフォース全開で雨雲を払い除けての週末テニス。
2日間で1勝しかできなかったけれど、気持ちは清々しい。特に日曜は、4-6、3-6、5-7と3連敗ながら、最初から最後まで緊迫したゲーム展開で、やっている本人が言うのもなんだけれど最高に面白かった。(ちなみに土曜は4-6、1-6、6-2)
勝負には、時の流れと言うものがあって、どうあがいても勝てないことがある。こう言う時に勝ちにこだわっては、せっかくの休日の貴重な時間を楽しむことは出来ない。
これは勘違いされると困ってしまうのですが、結果が重要ではないと言っているのではありません。目一杯結果は、重要であります。重要ではあるけれど、結果はあくまで時の運。この結果にこだわっている間は、ものごとの本質が見えなくなると、申し上げたいわけです。
ものごとの本質とは、この場合、勝敗の結果を含めた一連の試合の流れの、自分自身にとっての意味と言うことです。
KAIにとって、今ただひたすらいいゲームをすることに徹して、しかし勝てない現実を受け入れるしかないと言う意味でもあります。
それでも、清々しく気持ち良く面白いと思うのは、これが着実に明日の勝ちに繋がっていることを、明確にこの肉肌に実感できるからであります。北島康介が日本新の記録達成にこだわり、そして今回これをやり遂げたように、この歳になってもKAIもなお、成長することにどん欲でありたいと思うのです。
これが、すこしずつ一段も二段も上から見えるようになってきて勝ち方も分かってくる。あとはこれをはやくやって確認したいと気だけが逸る。やっとここまで来たんだと。
初めての出来事に必死で戦ってきたけれど、運気の流れの中での高次元の戦い方がやっとわかってきたってことでもあります。 KAI