久しぶりの産経新聞、きょうの言葉です。
疾風知勁草(しっぷうにけいそうをしる) 范曄
(産経新聞、きょうの言葉、2008/1/26、p.3)
後漢書、王覇伝の編者が范曄(はんよう、398年 - 446年)。その後漢書の中の一節。
意味は「激しい風が吹いてはじめて丈夫な草が見分けられる。苦難にあってはじめて、その人の節操の堅さや意志の強さがわかるということ」。
これを安倍さんに当てはめれば、残念ながら彼は勁草たりえなかったってことです。
もちろん全滅回避のための、ひとつの判断であったことに、間違いはありません。
しかし残念ながら安倍さん個人の評価は、これでフィックスしてしまったことは、間違いない真実です。
この事態からうる教訓は、一つです。
人は、いかなる理由があるにせよ、
決して逃げてはいけない
ただこの一点につきるのです。 KAI