ビッグコミック、オリジナル、スピリッツ、スペリオール、モーニング。KAIが毎朝発売日にセブンイレブンで買うマンガ本です。ビッグコミックは毎月の10日と25日、オリジナルが5日と20日、スピリッツが毎週月曜日、スペリオールが第2、第4金曜日。すべて小学館の雑誌です。モーニングだけが講談社で、毎週木曜日発売。締めて月14冊。
しかし、これだけ買っても読むのは、例えばスピリッツなら「気まコン」だけだったりして、実際に1冊読み終えるのに長くても10分はかかりません。
今日発売のモーニングも、ついこの間までは「専務島耕作」、「はるかセブンティーン」、「ドラゴン桜」であったのが、はるかもドラゴンも終わり島耕作だけになってしまって買うのをやめようかと思った矢先、今日からドラゴン桜外伝「エンゼルバンク」と言う、三田紀房の新連載が始まって、これがめちゃ面白い。
龍山高校の奇跡をうんだ桜木は、その後他の同様な悩みを持つ高校の再建請負人として活躍しながら、ビジネス塾を主宰していた。
上手に「転職」をするために大切なことを知りたくないか!?
ちなみに
30代半ばになって
転職考えてる人
やめたほうがいいですよ転職するなら
大学出てから10年まで
それも1回まで
ギリギリ2回3回以上は
ダメですでもね・・・
やっちゃうんですよ
みんな知らないからそれでこんな
結果になるこのグラフ
一体自分は
いくら稼ぐか・・・もっとも年収の
高いのが
転職0回の人
つまりひとつの企業で
終身雇用を貫いた人
次が転職1回の人2回の人は
少し下がって・・・3回以上の人は
どんどん
下がっていく人生金じゃない
なんて言ってる人
いますけど金額の差を
実際に見ても
そんなこと
言ってられますかね
自分の替りがいればいくらでも買い叩かれるし、逆に自分しかできなければ言い値で売れると言うのです。
これと転職の回数がどう繋がっていくのかは次回以降の楽しみにして、そもそもこの「自分しかできない」とか「替えがきく」こととはどう言うことなのか、その本質は世の中意外と理解されていません。
人が企業で働く以上、組織の一員として働くことになります。つまり組織の中の一部に組み込まれることになります。「替えがきく」とはこの組み込まれた一部の仕事が取替え可能な仕事であることを意味しているのは原理的に明らかなことです。
こんな仕事はいわゆる単純作業であって、機械の部品のように簡単に取り外したり取り付けたりできる、イコール単純作業と言う主張が世の中まかり通っていますが、果たしてこれは本当でしょうか。
ある病院の内科医が一人足りなくなって補充する。これも「替えがきく」ことの一つ。プロ野球の三塁手が控えの選手と交替する。いくらでも単純作業ではない「替えがきく」仕事はあります。
実は、「人の価値」は確かに「相場」すなわち「市場」で決まることは間違いないのですが、単なる労働力の需要と供給の関係ではないのです。それは「ビジネスモデル」と言う需要であり「ワークモデル」と言う供給の関係であり、需要側の「ビジネスモデル」に対する供給側の「ワークモデル」の適合度合いこそ「相場」を決めているのです。
内科医や三塁手は、そういった意味で彼らの「ワークモデル」は最初から「ビジネスモデル」にあわせて訓練されてきたものであって、当然「替えがきく」と同時に高額な「相場」が保証されているのです。
そもそも世の中、組織で働く以上「自分しかできない」などと言う仕事は、存在しません。これを言うのは「相場」を引き下げるための経営側の方便であることに気づく必要があります。
はてさて次回の「エンゼルバンク」はいかなる展開になりますやら。火曜に加えて木曜も楽しみに。 KAI