昨日も少し触れたけれど、街がえらい閑散としている。
こう言う時の目に映る街の風景は、なぜかKAIが田舎にいたころの夏の風景と二重写しになって、胸をしめつけてくる。風景とは人間の存在を介して見ているんだと、つくづく思う。
だからよけいにこう言うときは、人間模様が見えてくるのでしょうか。
59歳にもなって覚醒剤で逮捕される、やくざでもなんでもない立派な会社の人間がいる。
KAIは小さいころ、この自分の手で人を死に至らしめるのではないかと言う恐怖を常に抱いていた。それから何十年たった。まあそこまではないだろうと思うようになった。一線を越えてはいけないと言うのは思念ではなく、自らに対するシツケなんだと思う。気付いたら越えていたんだと思うけれど、それでは世間は済まされない。
62歳の次官人事もそう。見苦しいものを見せつけるのはこの人たちに思い上がりがあるからだろうけれど、越えてはいけない一線を越えていることに気付かない。
だれか窘める人でもいればいいが、59歳や62歳にもなってまだ、こう言う人たちには越えてはいけない一線が人殺しみたいには見えていないのかもしれません。立派な学校はでていても親からも師からも教えられることがなかったのか、それとも聞く耳を持たなかったのか。
それにしても、今日のハイタイド。やっとお盆らしく静か。
久しぶりのユーイチくんの漬け丼が、美味い。 KAI