お待たせしました。書籍世界通販(日経BP企画、光田一徳、2007/8/13)が出来上がりました。
ブログを生かした新しい通販のカタチ
世界通販世界7億人市場を
ターゲットとして
日本の文化を
世界の消費者に届ける
通販サイトがスタート!
言語の壁をいかに越えるのか。
革新的なサービスが
ソフトの使い方を変える。
懸案であった書名は「世界通販」に落ち着き、この帯書きなんか、さすがプロの仕事を感じさせてくれます。
今日もさきほどまで某○○○商事で10名様相手にデモしてきたところです。毎日毎日、私たちのこのASPサービスを知っていただくためのデモです。この10年間一体幾人の人たちに、このデモを見てもらってきたことでしょうか。
この努力の甲斐あってか、本日のデモの参加者の中にもすでに私たちのサービスの利用経験者がいました。
ただ残念なことに彼の口から出たのは、ネガティブなコメントでした。
心底残念に思うのは、自分の貴重な体験をポジティブにとらえられないこういった人たちのことです。
だれかが評価しない限り、自分の経験が評価できない。
彼のネガティブなコメントとは、私たちのアプリケーションのインターフェイスについてです。
インターフェイスとは、約束事の世界ですから、私たちの考える約束事が受け入れられないこの人たちには、私たちは頑なです。私たちはけっしてカスタマイズを受け入れませんから、いやなら使っていただかなくて結構ですと申し上げます。
こんなソフトウェア会社はいままでありませんでした。いえ、言い方を間違えました。こんな「日本の」ソフトウェア会社はいままでありませんでした。
みな彼ら彼女らの要求するワークモデルに合うようにカスタマイズを受け入れる。製品コンセプトも何もあったもんじゃありません。失礼ながら当然もとからそんなもの微塵も持ち合わせていないから、カスタマイズに応じられるのです。
私たちのアプリケーションのインターフェイスは、すでにもう20年以上前から提唱してきた筋金入りのMVCモデルに基づいていますから、インターフェイスが彼彼女お気に入りにあわせることはできません。
彼彼女、なぜだかわかりますか?
わからないでしょう、残念ながら。
それは、今あなたの目の前のアプリケーションを、あなたはただの道具だと思っているからですよ。
もしそのアプリケーションがあなたにとって有能な部下であるとすれば、あいかわらずその部下に対してオレにあわせればいいんだといい続けることが、あなたにはできますか。
アプリケーションインターフェイスとは、そう言うもんなんです。
いいかげんに覚えて欲しい。 KAI