「つゆいり」と打ち込んだらいきなり「入梅」と変換されて、なぜか慌ててしまった。なるほど入梅ではあるけれど、突然意識の外へファインダーが切り替わった気分。
おなじみのこよみのページを開くとその意味が書いてありました。
暦には梅雨入り、梅雨明けそれぞれの位置に「入梅」「出梅」と書かれます。ただ、入梅は暦の雑節として確たる地位を築いているのですが、出梅の方は影が薄く現在では取り上げられることがほとんど有りません(と言うことで、「出梅」と暦に書いて無くても恨まないでください)。
暦の上の入梅はどのように定められているのかというと現在は
太陽の視黄経が80度となる日 ・・・ 6月11日頃
とされています。
今年の梅雨入りは遅くなると思っていたけれど、今日が6月14日ですからほぼ暦通りです。
それにしても静かなと言うかいつの間にかと言うか、空模様に切れ目の見えない梅雨入りでした。こう言う穏やかな気象の変化の時は体調を崩すこともなく、平穏な日々が続くもんです。
しかし、リキの調子が今ひとつです。
朝5時前、ソファーにねそべってるリキにむかって、さあ散歩に出かけるよと言うと、しっぽをふりふり寄ってくるのに、いざ階段を下りようとすると立ち止まって動かない。
ぐずるリキをむりやり降ろすも、どうも「アルキタクナイホルモン」全開で、行く先々で立ち止まる。しかし同じところにずっといるわけにもいかないよと、首をひきずるように進む。引きずらないようにゆっくり歩くと、またその場に立ち止まる。これをくりかえして、なんとも歯がゆい思いの散歩を終え家に戻ってくる。
あまりに胸のコブが巨大化して歩きづらいんだと思うけれど、だからといって散歩をやめれば、やがて歩くことさえできなくなる。
入梅の日に、考え込んでしまいました。 KAI