ビッチとは意地悪で、高慢、ふしだらな悪女のことだそうです。
<バッド・ガール>キレイで高慢でふしだら…なぜ人気?。刑務所に収監されたパリス・ヒルトンを巡った記事です。
パリスさんや歌手のブリトニー・スピアーズさん(25)、女優で歌手のリンジー・ローハンさん(20)など、最近の米国のティーンのアイドルの共通点は「ビッチ(意地悪で、高慢、ふしだらな悪女)」であることだ。
(中略)
女性を「性の対象」としてしか見ない男性社会に反発したフェミニズムの時代を経て、現在の米国ポップカルチャーに君臨する女性は、かつてなら「売春婦のような」と言われたような露出度の高い服を着て、パーティーをはしごする。作家のエリアル・リービーさんは著書で、女性自身が性の商品として自分を売り込む「卑わいで、ポルノ化した文化が興隆している」と指摘している。
(中略)
パリスファンで知られる漫画家・エッセイストの辛酸なめ子さん(32)は「日本では喫煙だけで10代のタレントが辞めるほどなのに、パリスさんはセックスビデオが流出しても超然としていた。彼女たちは、豪華なパーティーやセックス、麻薬など普通の女性たちには絶対にできないものを楽しんでいる。人生をなめている感じすらあって、そこが爽快。パリスさんが刑務所に入っても、キレイなままなら人気は変わらない。人気が落ちるとすれば、彼女がやつれたり不幸に見えた時でしょう」と話している。
一部米メディアはすでに、パリスさんが獄中日記を出版予定だと報じている。バッド・ガールの人気は、まだまだ続きそうだ。
この現象の背景には、意外とインターネットがあると思います。
つまりこのバッド・ガール達の強さをエンパワーしているのがインターネットのSNSなどの「メディア」経由のファンの声で、既存メディアにいくらたたかれても怖くないというか、堪えない。
一方でファンから見れば、インターネットの仮想世界の先にリアルな世界で縦横無尽に暴れまくるアイドルの存在がカタルシスとなって、規制抑圧社会の鬱憤をはらすことができる、そんなウィンウィンの関係が成立しているように見えます。
なんてことを考えながら今朝全仏オープンを観ていたら、ここにも「ビッチ」がいました。
シャラポアを6-2、6-1で圧倒して決勝へすすんだイワノ「ビッチ」です。
まず彼女のプロポーションがいい。きわめてスクエアに均整がとれている。おかげでフィールドカバリング抜群。こうなると次から次へきびしいアングルしか狙えなくなってエラーを連発するシャラポア。
ついこの間書いた今日も天気に元気にテニスに気持ちいいの中の話とちょうどそのままシンクロニシティ。
あっと言うまの週末。明日のテニスも「ビッチ」テニスで行くとしますか。 KAI