このところ「世界通販」事業計画書をめぐって、その反応がなかなか興味深い徴候を呈しています。
カテゴリーを通販ではなくアフィリエイトに分類したがる人
アフィリエイトは単なる手段の一つです。ビジネスモデルとしてはあくまで通信販売。この市場が世界規模で展開されるのです。ですから通販は通販でも、国内通販とは全く異なるカテゴリーの通販になります。
立ち上がりを気にする人
極端な話、こんなものはやってみなければわからない。そんないいかげんなことで何千万ものお金を使うのかとお叱りを受けますが、未来のことなど予測しても意味のないこと。実際にやってみて、毎日毎日手を掛け調整しながらうまくいくまで持っていくのがWeb2.0的ビジネスモデルのやり方ってもんです。
アフィリエイトでの販売力に疑問を持つ人
アフィリエイトの本質は「口コミ」です。そしてこの「口コミ」の威力はスモールワールドの概念で説明済み。
これが既にブランド化したアマゾンなどのアフィリエイトと大きく異なる点です。アマゾンはすでに誰でも知っています。ですから相対的にアフィリエイトの価値は低くなります。その結果一部の有名アフィリエイターにアクセスが集中するだけで、本来は市井のアフィリエイターがスタートになって世界中に拡がっていきます。
送料の競争力に着目する人
確かに今の時代、例え海外から届くとは言え、数千円の送料は高いと言われても仕方ありません。しかし、K平くんのワイン24本を米国から日本に送って1万5千円と言う話を聞けば、それほどの負担感はないと思います。つまり10万円、20万円で送料がその10%以内に収まっていれば、問題ではないと言うことです。
取扱い商品の仕入先との関係を心配する人
確かに仕入先との交渉は重要です。いままでごく限られた仕入先とのみ話をしてきていますが、これは競合に情報が事前に漏れるのを防ぐためのこと。公開後は商品取扱いの申込が必ず殺到します。
面白がる人、何が目新しいかわかってくれない人
これはもう感性の問題です。どんな精密な企画書であっても、チラシの裏の手書きの絵のアイデアに負けることがあります。重要なことは、生命の流れのような必然性です。この気の流れの中にあれば間違いなくうまくいきます。
決して理屈でものを考えないと言うことです。
理屈のかたまりであるキャピタルとの融合点は、果たして見出すことができるのでしょうか。 KAI
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Posted by: xfvnaoqmxq : June 20, 2010 04:55 AM