すこぶる都合も心地も良い週末テニスであった。
昨日土曜は、朝8時過ぎ突然空が真っ黒になって雨が降り出した。10時からのテニスまでには止むかと思ったけれど、まだぱらぱら降っている。
都合良いことに12時以降のコートがキャンセルで空いていて、開始を11時に遅らせることに成功。
予定通り11時には太陽も顔を出すくらいに回復する。
こうなるとテニスも、思うとおりのプレイができる。接戦を制して7-5でまず1勝。続いて6-3で2勝目。最後は2-4で時間切れながら、これもそんなに悪い展開ではなかった。
続いて日曜12時。
こんなテニス日和は、年にそうあるものでもありません。気分が良い日はテニスも美味い^^。
6-4、4-6、5-1で、昨日に続いて2勝1敗。
いまハイタイドでこれを書きながら、週末のあれこれをあれこれと考える。
フォーサイト誌6月号が届いて、まずは50ページを開く。梅田さんの「シリコンバレーからの手紙」と言うコラムのページです。
生きるために「読み」
「書くこと」で生きる
今回のタイトル。いいなあ、こう言う文章はいいなあ。
KAIも死ぬまで仕様書を書き続けたいなあ^^;。
そういえば彼のMy Life Between Silicon Valley and Japan の中のコメントにあったページへ言ってみたら、竹中くんが良いこと言っている。
そのとおりだ。日本のベンチャーは「企業価値最大化」を叫ぶ人は多いが、「こういう社会を作りたい」という理想に燃える人が米国に比べて少ないと感じる。企業価値最大化を考えない大手企業と、企業価値最大化「しか」考えないベンチャーでは、一緒に新しいサービスを生み出せないのも当然だ。
求められるのは理想を追求するベンチャー。ソフトバンクの孫正義社長はそういう人だろう。企業価値最大化は企業にとって「当たり前」のことで、声高に叫ぶものではない。
日本の教育にも問題がある。教育再生会議では、いじめ問題に加えて、「もっとできる、もっとやろう」という「エンカレッジング」な社会のあり方について議論してほしい。いまの受験の仕組みが最も悪い例だが、「お前はここまでだ」と突き放す「ディスカレッジング」な仕組みが多すぎる。
(「自分のなかの『抵抗勢力』と戦え」インタビュー2007(3)竹中平蔵・前総務相)
この「ディスカレッジング」との闘いに疲れはて、事業を興すエネルギーはすでに残っていないなんて笑えない笑い話が、KAIのまわりには山のようにあります。
しかし「こういう社会を作りたい」思いこそ、すべての事業を興すエネルギーであるはずです。
「世界通販」で「日本文化を世界に発信したい」、ASPサービスで、日本のプログラマを「人月」から解放したい。KAIのこの二つの思いに、うそはありません。 KAI