May 13, 2007

負の「偶有性」国家、中国

5/9の朝、

こうしてもう早朝から気温が高くなってくると、散歩道の風景もなんだか夏休みの気分になってくる。(気がつけばはや立夏過ぎ

と書いたけど、なぜ「夏休みの気分」になったのかその意味がわかった。なんと中国の光化学スモッグがそのまま日本上空に流れてきていたせいだったとは、驚きを通り越して怒りが爆発です。おまけに毒物入りペットフード、偽者グリセリンと、この国のエートス崩壊はまったく困ったことに「本物」です。

こういった負の「偶有性」(使ってみました^^;)は、これが「偶有性」であるが故に国家によるコントロールが効きません。

これに対してネット社会は、もとより「偶有性」にあふれた世界です。

つまりこれは、あたかもこのネット社会とリアル社会が「偶有性」において共振し始めているようにKAIには、見えます。

一方で中国同様に、この「偶有性」のコントロールに翻弄される企業が存在します。

マイクロソフト、レイ・オジー氏の静かな革命と言うCNETの記事を読むと、マイクロソフトがいかにこの「偶有性」のコントロールに苦心しているか浮き彫りになります。すでに3年前のブラウザ再考(7)で取り上げたハイブリッドのXAML(ザムル)と言う技術に、レイ・オジー体制になった今でもマイクロソフトは固執していて、ハイブリッドの一方のリアル側アプリから、ネットの「偶有性」がコントロールできると信じているのです。

確かにこのハイブリッド戦略がうまくいけば、バイポールの一方をコントロールすることで他方が制御可能になるようにも見えますが、ネットはそうは簡単に卸してくれません。

なぜならネット世界は、マイクロソフトからすべて見渡せる程の矮小な世界ではなく、リアル側から一方的に繋ぎ止めるにはあまりにも巨大な、膨張宇宙同然の世界であるからです。

膨張宇宙世界を航海する方法は、ひとつ、わが身を宇宙の中に投ずる以外にありません。

KAIが言う自己組織化アプリケーションの世界です。開発そのものが自己組織化することを受け入れて初めて、この世界の航行が可能になります。

ウォーターフォールモデルを捨て去るしか、方法はありません。

そう言う意味で、遺伝子の違う技術者集団には、たとえばYAHOO!買収のような異なる遺伝子注入以外に手は残されていないのかもしれません。

同様に、あってはならないことですが、中国の負の「偶有性」の解決には、台湾併合以外ないのかもしれません。 KAI

投稿者 kai : May 13, 2007 08:13 PM | トラックバック
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Posted by: ohaeqtyzhnn : November 26, 2011 10:31 AM
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