April 15, 2007

植物人間からの帰還

今日夕方5時半からのTBS報道特集は、久しぶりにジャーナリスト魂を観る映像でした。

あの2年前に起きたJR尼崎事故

この事故から生還した鈴木順子さんの、奇跡のドキュメントです。

先頭車両から2両目に乗っていて事故に巻き込まれた。救い出されたときは男女の区別もつかない危篤状態。何度か呼吸停止を繰り返しながらヘリコプターで大阪の病院に緊急搬送され、腫れあがった脳のCTスキャンを見た医師はまったく今後の生存の可能性が0であることを、事故から11時間後にやっと病院に駆けつけた家族に伝えた。

彼女が救い出されたとき、割れ散った無数のガラス片が彼女の口の中にあったと言う。これを傷つけないように丹念に取り出す救急治療が行われたが、無意識の中で彼女は、これに苦しむことになる。

植物人間となって5ヶ月目に奇跡が起きた。病院で寝たきりの順子さんが声を発したのである。なんでー、と。

恐らくこれは姉の敦子さんが、5ヶ月間毎日植物人間になった妹の顔を拭くたびにそのタオルに順子さんお気に入りの香水をふりかけていたことにその効果があったのではないかとKAIは、強く思います。職務としての看護師の看病ではあり得ないことがおきたのです。

その後母が歩行訓練のリハビリ中のプールで順子さんを抱きしめる、その母の顔は、再び赤ん坊になった戻ってきた我が子を抱く菩薩の顔でした。

しかし病院でのリハリビに限界を感じた家族は、彼女を自宅に連れ帰ります。

順調に回復する彼女にあって、意識が戻って以来の難題が。決して彼女が食べ物を口に入れようとしないのです。無意識の中に口いっぱいのガラス片を飲み込むまいとする潜在意識からでした。

これにも、やがて雪解けが訪れます。

家族の暖かい介護にやがて心を開きます。順子さんは、ある日突然自らスプーンを口に運び、これを飲み込んだのです。

その後の展開をここにこれ以上書くまでもないでしょう。

今日1勝3敗のテニスの不調を嘆く必要も、まったくありません。

己の体調以前の問題です。生きてるだけで丸儲け。明石家さんまの言葉ですが、まことに生を得ているだけで丸儲け。思わず神に手を合わせました。 KAI

投稿者 kai : April 15, 2007 08:46 PM | トラックバック
コメント

このメールを見てはげまされました。兄が大動脈破裂で今植物状態ですが手を触たり声をかけると目をあけてくれます。
奇跡はあると信じ、毎日マッツァージしたり声をかけています。
なにか良いアドバイスいただけたらありがたいです。

Posted by: 山本KATHLEEN : February 26, 2009 04:53 PM

このメールを見てはげまされました。兄が大動脈破裂で今植物状態ですが手を触たり声をかけると目をあけてくれます。
奇跡はあると信じ、毎日マッツァージしたり声をかけています。
なにか良いアドバイスいただけたらありがたいです。

Posted by: 山本KATHLEEN : February 26, 2009 04:53 PM

このメールを見てはげまされました。兄が大動脈破裂で今植物状態ですが手を触たり声をかけると目をあけてくれます。
奇跡はあると信じ、毎日マッツァージしたり声をかけています。
なにか良いアドバイスいただけたらありがたいです。

Posted by: 山本KATHLEEN : February 26, 2009 04:53 PM

このメールを見てはげまされました。兄が大動脈破裂で今植物状態ですが手を触たり声をかけると目をあけてくれます。
奇跡はあると信じ、毎日マッツァージしたり声をかけています。
なにか良いアドバイスいただけたらありがたいです。

Posted by: 山本KATHLEEN : February 26, 2009 04:54 PM

このメールを見てはげまされました。兄が大動脈破裂で今植物状態ですが手を触たり声をかけると目をあけてくれます。
奇跡はあると信じ、毎日マッツァージしたり声をかけています。
なにか良いアドバイスいただけたらありがたいです。

Posted by: 山本KATHLEEN : February 26, 2009 04:54 PM
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