このところGyaoはまったく見ていませんが、なぜか今日は朝から、MSNビデオの中のRVRと言う村上龍の番組を一生懸命観る。そのあとRimoを観て、一緒に参議院審議中継(予算委員会)を観る。
もちろん音声はヘッドフォンで聴いているのですが、両方の音が一緒に入ってきて、結局予算委員会の方は何をしゃべっているのかまったく聞こえない。
そしてヘッドフォンをはずすと、いつものオフィスの静寂な空間に戻ります。
この二つのギャップがおもしろい。
同じ映像が流れているにもかかわらず、音があるのとないのでは、まるで違う。
自宅のテレビは音を消していることは、ここに以前書きました(iPoCast−iPodが進化する)。考え事をする時や自分の中の内なる声を聴くには、音が目一杯じゃまになるからです。
オフィスはこのテレビ自体がないのでいままでこれに気付くことがありませんでした。このこれとは、音のある映像の脳が受ける圧力です。ヘッドフォンをつけて、しばらくしてとってみるとこれがよくわかります。
そうか映像って視覚ではなく聴覚なんだと気付くわけです。
だからなんだと言うわけではありませんが、映像の記憶を考える時、この聴覚の存在は重要です。
まったく違う話になりますが、テニスではゲーム中のカウントをフィフティーンラブとかワンノールなどと声に出して言います。ゲームに熱中してくると、このカウントを忘れてしまうことがよくありますが、不思議とポイントのシーンではなくこの声に出したカウントを覚えていて、フィフティーンノールとかコールができてしまいます。
つまりこの声に出したカウントに紐付くように、そのポイントの場面が記憶に甦ってくるのです。
これって昔から言われる音読の効果と同じようなものかもしれませんが、さまざまな場面に応用できそうな気がする、なんて考えていたらふっとある映像を思い出しました。
(世界一受けた経済学の授業)
- Choices are bad - 選択は悪
- Choices are really bad - 選択は最悪
- People are stupid - 人々は愚か
- People aren't that stupid - 人々はそこまで愚かじゃない
- Trade can make everyone worse off - 貿易は全ての人々を貧乏にしうる
- Governments are stupid - 政府は愚か
- Governments aren't that stupid - 政府はそこまで愚かじゃない
- Blah Blar Blah - ゴニョゴニョ
- Blah Blar Blah - ゴニョゴニョ
- Blah Blar Blah - ゴニョゴニョ
Blah Blar Blah
Blah Blar Blah
Blah Blar Blah
この講義の記憶のキーワードはブラブラブラでした。なるほどこう言うことなんだと、いたく納得。 KAI
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Posted by: emwqrxtsbb : April 29, 2012 02:33 PM