March 05, 2007

献杯と献奉

金曜は7時間半、日曜東京に戻ってくるのに8時間半、往復の長距離ドライブに、ほんと、疲れた。

実家で、街まで出かけないとエアエッヂに繋がらないため、ブログネタをメモ帳に書いて保存しておいたものを、昨日戻ってきてハイタイドで編集中にあっけなくカウンターでダウン。目が覚めたら午前1時前。

このダウン寸前にほとんど削除してアップしたのが前エントリーで、あとのエントリーをすぐ書くつもりでいたのに全然おあとがよろしくなかった。

「脳は直感している」についてはミラーニューロンの話も出てきて書きたいことがいっぱいあったのに、これではまるで舌足らずでわからない。しかたがないので、これはまたあらためるとして、今日は肝心の法事のお話。

父親がなくなって、その葬儀に始まり、初七日、四十九日、一周忌、三回忌、そして今回の七回忌。こうして何回も繰り返していくことにこそ法事の意味があります。

順番に出ていただける顔ぶれも、亡くなられたり病気になられたりして、七回忌はごくごく内輪の集まりになります。

読経前の和尚さんの説法があって、耳が遠くてほとんど中身が聞き取れない。そんな中、6年前の寒い寒い中での葬式の時を思い出して、あれからあっという間の6年、その間のあまりにいろいろなことがあったもんだと一人感慨にふけっているうちに、読経も終了。

そのまま脚の悪い母親を残して、向かいの山の中腹にあるお墓へ移動する。和尚さんの読経の中線香をあげてお墓参りも無事終わった。

戻ってくるとすでに会席を予約している料亭から迎えのマイクロバスが待っている。これに乗って料亭へ移動。

会席は、食事制限の和尚さんが出られず、KAIの娘、母親、姉、義兄、妹、従姉のあきちゃん、株内の隆昭さんの8名。

長男であるKAIが一言お礼のご挨拶をして、白ワインで献杯。ここは乾杯ではなく献杯と言うと教わる。いつまでも覚えることはつきません。

終始和やかな、まさに和やかと言う言葉通りの食事も終わって、料亭近くのあきちゃん以外はまた同じマイクロバスで田舎の家に戻って、本日の予定はすべて完了。

明けて日曜。午前4時過ぎテレビでNHK新日本紀行ふたたびの再放送ユンヌと島人〜鹿児島県与論島〜をやっている。

このユンヌとは与論の意味で、島人は「しまんちゅ」と読む。

このユンヌの仲間達が杯で焼酎の回し飲みをしていた。これを「ヨロン献奉」と言う。

献杯に献奉。二つの献ずるになぜか不思議な意味を感じてしまった。 KAI

投稿者 kai : March 5, 2007 07:51 PM | トラックバック
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Posted by: xczvxhkzmxy : June 20, 2010 04:48 AM
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