人が新しいことを生み出そうとするときは、矛盾に満ちている。
女が産む性と言うことも、動物感覚−アニマル・マインドを読み解く(2)の中に書いたように、女がアンビバレントと言う矛盾に満ちた存在であることと生命を産みだす存在であることとの、この二つの強力な関係に気付いた瞬間、KAIの人生最大の謎は解けたのでした。
同様、男もタネを蒔くだけでなく、仕事においては女の役割をも果たします。
エジケンにタネを蒔いたのが誰かはしりませんが、エジケンが身籠った子は順調に育っているようで安心しました。
梅田サロン中止のお詫び、およびアーキテクチャ変更についての技術詳細レポートの1行1行を丁寧に読みながら、KAI自身の体験とオーバーラップして、思わず涙が出てきました。
技術とは、人そのものです。
その人の人生観そのものです。
人が生まれてくる赤ん坊を、まるで無条件に抱きかかえて受け入れるのと同じように、技術と言う赤ん坊を生みだす仕事は、その人の人生そのものです。
人は、矛盾を受け入れることで矛盾を超えて、矛盾を超えるあらたなるものを生みだすのです。
この矛盾への批判に誰かが書いていた鈍感力(スルー力)も、また意味があるのかもしれません。
ともあれ、このエジケンと言う妊婦の診察は、順調に育ってます、です。 産婦人KAI
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Posted by: vwodvyumia : June 20, 2010 04:14 AM