ステディな彼女が実家に戻って、正月の運勢を半減させたウッシーとえっちゃん。
なぜ女は実家に帰るのか。
それは彼女たちが実家で、その運気の補給をはかるからです。彼女たちは本能的に、運気に生きています。運気の河の流れのなかにいて、容易にこの運気と言うエネルギーを補給できるのが、自らの出自たる家族以外なにものでもありません。
そしてこの補給した運気を携えて彼の元に戻った彼女。この不在による運気の欠落を、決して彼女の運気で補うことはできません。これは誰が悪いのでもありません。運気とはコンピュータ用語で言う、論理積です。
彼女の不在中の彼の運気は、止め処もなく落ちています。
この運気と、彼女の補給された運気を合わせても、決して運気の和にはなりません。運気の論理積、になるのです。
すなわち彼女の実家で獲得した運気とは、あくまで実家と言う家族の運気であり、この運気を彼の運気と合わせる論理は、論理和ではなく論理積でないと、運気エネルギーの保存則が成立しません。
思えばKAIの運気も、この世界の連続です。
KAIが働き始めたときも、貧乏のどん底でした。日々マイナスの世界です。
ところが、毎月100時間を越える残業で、月給の手取りは毎月40万。初任給が10万円台であった30年前の話です。働き始めて2年目3年目、これですべて解決です。
そして30歳そこらでこの会社の理事に就任し、上司であったF昭さんそしてO川さんがKAIを支え続けてくれました。
独立した後も、ただKAIの夢だけを担保に4億円を超える資金を提供していただいたA本さん。
今、若くして動脈瘤破裂のため他界したF昭さんの運気を引き継ぐ、F昭さんと生年月日時刻、血液型すべて完全に一致するえっちゃんが、この夢株式会社を支えています。
すなわち、人はこの運気の中に生きていることを、知ればいいのです。
そしてこの運気を大事にすること。決してこの運気に逆らわないことです。決して神は、この何十億年の生命の連鎖の中で、たった一つも無意味な生命など生み出してはいないことを知らしむべきです。
うるさいテレビの音を消しなさい。DVDから流れる曲も消しなさい。もっともっと静かにして、自分の運気の調べを聴けばいいのです。そうすれば自分の運気が、自然に聴こえてきます。
運気はあなた自身の中にあるからです。 KAI