November 20, 2006

自分しか語れない言葉と言うものがある

それがBlogだと思うし、しかし、表現する言葉は違っても他人と同じ意味の言説には力はない。

このBlogで語ってきた言葉は、すべて自分の言葉であり、しかし、同時に人の言葉に共鳴した言葉であることも、紛れもない事実です。

Blogの言説をリアル社会へと門戸を開く契機となったウェブ進化論と言う書籍も、まったく同様です。梅田望夫の言葉は、彼一人の言葉ではありません。KAIも含めた、このBlogを書く人々の、そのすべての言葉であるのです。

しかし、自分しか語れない言葉と言うものがあります。

それは、いじめ自殺を思いとどまらせようと、自らの(この深刻なテーマと対極をなす)あまりにも面白すぎて哀しい体験を告白する兄の言葉、これはただのネタですが、実はこう言う言葉にこそ、ネガティブスパイラルの土壷の連鎖から当事者を解き放つポジティブな力があると、KAIは信じています。

今回の夢株式会社の起業、17年前いまの私たちの会社を興した動機は、実はこの自分たちにしか語れない言葉の真実があります。

本来はこれをここに書くことこそ、このBlogの存在価値であるのは、よく理解しています。決してビジネスモデルが先にないこと、人の思いの結果であること、それがある意味子どもを産みだすプロセスと同じであったこと、そして必然であったこと。

しかし、これはゲームです。

相手をこうやってかく乱させることも、生き残って勝つための基本の戦略です。 KAI

投稿者 kai : November 20, 2006 08:28 PM | トラックバック
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