October 30, 2006

鍛錬不全症候群(2)

生徒達がかわいそうってあんた

単位不足問題、生徒達がかわいそうって言うけど、他の生徒が必修科目を履修中、自分たちはしっかり受験勉強してきたんではないのかい。これを棚に上げるのはおかしな話。補習でハンディ付けて元に戻すのはむしろ当然のことです。

こんなことは人生よくあること。上司の間違いの尻ぬぐいをやらされるサラリーマンと一緒。これを学生時代に体験できたことに感謝すべきですよ、ったく。

むしろこう言うかわいそうなどと言う過保護こそ、鍛錬不全そのものです。間違っていたら粛々と修正すればすむこと。再発防止の策を講ずること。騒ぎすぎです。

しかしそれにしても、社会全体がこう言うユルユルだから、個々の家庭や一つの組織だけで鍛錬を維持するのは並大抵ではありません。

時代錯誤などと言って切り捨ててきたものが、実は子どもが成人して立つ、その両脚であったとは見事なまでのブラックジョークではありませんか。 KAI

投稿者 kai : October 30, 2006 07:07 PM | トラックバック
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