エジケンの哲学です。
あなたの設計哲学は何ですか。
第1に単純さです。われわれの判断基準は、どうすれば複雑にしないで済むかということで、これは機能の追加よりも優先されます。
第2に、ユーザーにカスタマイズさせないことです。ユーザーにカスタマイズ機能を提供するということは、妥協したということだと考えています。われわれはすべての可能性の中から最良のものを選び、それを使います。
第3に、ユーザーのイライラを最小限にすることです。事前に説明を必要としない作りにすること、必要になった場面で説明を行うこと。1つでもクリックを少なくすること。コンセプトの数は最小限に抑えること。
(超軽快なウェブチャットLingr)
この2番目の哲学、これこそソフトウェアとはを哲学する、最も重要な哲学です。
すべてのソフトウェア技術者に気づいてほしいのは、この哲学なのです。
いったい今、目の前に、ソバがあって、具があって、これを選ばせる蕎麦屋があるでしょうか。
トッピングなど、まやかしの極みです。
カスタマイズとは、責任放棄、技術放棄以外何者でもないことを、世のすべてのソフトウェアエンジニアには、なんとしても気づいてほしいと思います。 KAI