きのうの話の続きです。今回本気でGyaOには成功してもらいたいと、KAIは思っていますので、宇野さんにも理解できるように^^;もう少し丁寧に説明することにします。
GyaOは、この一番の肝心のお客様が誰かが理解できていないために、スポンサー向けの価格設定もいいかげんだし、そもそもライブドアのECサイトへの誘導などとは、まさにネガティブスパイラルのアラシです。
このGyaOのお客様とは、決して広告スポンサーではありません。すでに900万人にもなる登録ユーザーと言う一般消費者こそ、GyaOにとって大事な大事なお客様なのです。
この一般消費者が、集金代行会社である広告スポンサーにお金を支払い、これをGyaOが回収すると言うお金の流れができない限り、このビジネスモデルはうまく廻っていきません。このお金の流れをつくることができるのが、Web2.0企業であり、ものづくりレベルのソフトウェアの開発力がある会社です。これは何もすべて自社で開発しろと申し上げているわけではありませんので、念のため。
ビデオ映像をオンデマンドのストリーミングで流すなんて技術が、差別化できるのではなく、ここに消費者からのお金の流れ(ストリーム)を生みだす技術こそ、このGyaOと言うサービスの差別化要因であることに、早く気付くべきです。アドセンス、アドワーズ、いくらでもモデルはあるのに・・・。
つまり、本来一般消費者が、いかにすれば広告スポンサーにお金を支払うようにアイデアの限りをつくすべきところを、よりにもよって、広告スポンサーにはお金を流さないで、ECサイトに消費者を誘導するなどとは、まったくもってお前ら、ほんまに仕事わかっとるんけーと、喝!喝!喝!
機能単価モデルでは、直接消費者の消費行動とスポンサー企業の売上の間に、明示的な相関関係を見出すことは不可能です。しかし情報単価モデルと言う広告モデルでは、ソフトウェアの力を借りて容易にこれが可能になります。
2006年はそう言う時代の始まりなんだと、宇野さん、気付いてください。 KAI