Satoshiさんの言うユーザーエクスペリエンスに相当する日本語は、少々意味が広くなりますが“世界観”が良いと思う。
世界観の違う者どうしが共存できないように、自分とは異なる世界観を持つ道具を、自在に使いこなすことは至難であり、また苦痛です。また、自分とは異なる世界観に基づく環境に、ながくとどまることはできません。
逆に、自分が想像する以上の世界観を持つ道具に出会うと、その道具に愛着以上のものを感じてしまうのは、筆者だけではないはず。ディズニーランドと言う世界観の環境から、膨大なリピーターがうみだされていることは、周知の事実です。
ユーザーインターフェイスと言うものは、その“接触面”だけを見ていては、本質を見誤ります。ユーザーインターフェイスの本質とは、その見えているユーザーインターフェイスと言う“部分”をすべて含んだ、その背後にあるもっと大きな“世界観”の世界であるわけです。
この話題は、今まさに議論しているASPサービスと言うビジネスモデルの本質を読み解くと言うテーマと直接関係していますので、詳細はそちらであらためて議論することにします。 KAI