エビとホタテのXO醤炒め
ユーイチ君シリーズがずいぶんご無沙汰です。実際は何度もユーイチ君オリジナルの料理をいただいてますが、ここに書くのに思い出そうにも、すでにヨッパで記憶がありません。と言うことで、ユーイチ君にもレシピを書いてもらうことにしました。そのレシピを見ながらの第一弾です。
この料理はまさにユーイチ君らしい、力強い味の、メチャウマ料理です。ホタテもいつもの貝柱ではなくボイルホタテを使用し、むきえび(ブラックタイガー)、オクラ、アスパラと言う組み合わせは、ウェンさんの「おいしい素材」の丸取りで、ウマクないはずありません。
ところでこのXO醤とは、なにもの。さっそく具具って見ると(ナイス変換)、ありました。cookpadと言うところにある説明です。
XO醤
中華高級調味料XO醤も手作りで簡単にできます。「XO」は"最高級"であることを意味し、ペニンシュラホテルのレストラン「嘉麟楼」のシェフが命名したそうです。
なるほどうま味たっぷりのアマ味噌でした。恐らくこの料理のメチャウマかげんは、このXO醤によるところが大だと思います。
作り方。熱した鍋で、サラダ油、ごま油を半々に入れて、つぶしたニンニク、あらみじん切りの鷹の爪を、香りがでるまで弱火で炒めます。スーパー強火で、エビ(酒、しょうゆ、しょうが汁につけこんでおく)、ホタテの順に入れ、エビに火が通ったら、アスパラ(塩の湯通しをしておく)、オクラ(タテ半分に切る)を入れ、紹興酒、XO醤、山椒、しょうゆを入れて仕上げる。
ホタテの貝柱とまたひと味違う、ホタテ。これとオクラが、なんだか男兄弟のようにしっかりした味の組み合わせになり、エビとアスパラは、こっちは姉妹のようなやさしい組み合わせ。これらがXO醤で、より奥の深い味わいになって、口の中からのど仏まで、味の共鳴。そこに山椒が効いて、味の変形カルテットっと、とっても音楽的。もちろん上原ひろみを聴きながらは言うまでもありません^^。 KAI