音で表現する映像の物語とは
予約していた“スパイラル(初回限定盤)”が到着。
さっそく聴きました。身体が震えて、涙が出てきて、仕舞いに背筋に、何度も電気が走りました。
しばらく言葉になりません。
どの曲もスバラシスギ。冒頭の10分にもわたるスパイラルに始まり、リターン・オブ・カンフー・ワールド・チャンピオンまで目(耳?)がはなせません。前回も書いたように、彼女の世界はまさに“スペクタクル”、壮観、壮観、壮観の、映像物語です。
普通、音と言うものは、音があふれるとこれはしゃべりすぎ等と、音なる次元のマックスをあーだこーだと指摘されるわけですが、これだけ音がしゃべり始めると、ちょうど100万ステップクラスのアプリケーションが質的転換し始めるとか、クェーサーの謎で書いたように、相転移、モード遷移がおきるとか、つまり、次元を超えるわけです。
音が次元を超えると、そこに映像があらわれる。この世界こそHIROMIワールドです。
この感覚は、あたかもアーティストから映像のテレパシーを受けるような感覚に襲われる世界です。そうか彼女は超能力の使い手だったのか。 KAI