久しぶりに面白い番組をみたのであります。
小学4年のわが子が突然不登校になった。私はテレビディレクター。自らカメラを回し記録した親子の葛藤。学校とは?教育とは?家族とは?不登校が教えてくれた学びの真実!そして今晩放送されるのが、こちら。小学4年のわが子が突然不登校になった。学校に行かせるべきか?子供の気持ちを優先し休ませるべきか?私はテレビディレクター。一体どうするのが正しいのか。みずからカメラを持ち、子供が通う学校、フリースクールからそして全てを親が教えるホームスクールまで、様々な現場を訪ね歩いた。初めて知った“不登校の真実”。様々に揺れ動く親としての思い、刻々と変わる子供と家族の姿。学校とは教育とはその本質に迫るこん身の記録
(「セルフドキュメンタリー“不登校がやってきた”」、初回放送日: 2021年2月23日)
わたしは3人の子を持つディレクター。そのうち2人が不登校だ。ということで、今回は珍しく不登校問題について考えてみるのであります。2年前、我が家の不登校事情を描いた「不登校がやってきた」を放送。続いて「不登校がやってきた2」では、全国各地にいる不登校まっただ中の子供たちのもとに出向き、彼らの声に耳を傾けた。
不登校になったきっかけや学校や先生に対する不満や怒り、将来への不安。子どもたちの率直な言葉に、視聴者からたくさんの反響が寄せられたが、意外だったのは小中学校の先生たちから多くの反応があったことだ。
「子供たちが苦しむような学びの場しか用意できず申し訳ない。」「番組を見た教員たちから『学校はこのままではヤバい』との声も聞かれた。」先生たちも悩んでいた。
そこで今回は、先生たちと不登校について語り合うことにした。
全国の公立の小中学校を訪ね、40人の先生と対話を重ねた。不登校の兆しが見えたらどうする?不登校になった子へのアプローチは?変わるのは子ども?学校?学校でしか学べないことって何?学校はどうあるべき?
さまざまな問いかけに先生たちは真剣に答えてくれた。我が家で不登校が始まった6年前に比べると、先生たちの不登校に関する理解は進んでいると感じた。一方で、今の学校の枠組みの中で対策を講じることの難しさや限界も見えてくるのだった。
学びとは何か、教育はどうあるべきか…。不登校をめぐる先生たちとの対話と通じて、これからの学校や教育のあり方を考える。
(不登校がやってきた3「先生たちも悩んでる」【NHK BS1】8月31日(木)20:30、更新日:2023年8月21日)
冒頭引用の番組の中で、不登校になった児童が語っているのが、不登校の引き金を引いたのは教師の言葉であったと言う事実であります。
これはある意味、不登校と言うのは落とし穴でありまして、教師が児童の背中を押してこの落とし穴に落とすようなものであります。
そしてこの落とし穴に一旦はまってしまうと、一人で抜け出すことができなくなってしまうのであります。
このことから、原因となった教師を何かただしてみても、なんら解決にならないことは、容易に想像できるのであります。
この落とし穴から抜け出すために、フリースクールのような梯子となるための手助けが必要となるのであります。
このことについて、わかりやすく解説したホームページがありますので、ご覧いただきたいのであります。
KAI
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