決選投票の結果、岸田氏が新総裁に選ばれたのであります。
1位 岸田文雄 257票(議員票 249票、地方票 8票)
2位 河野太郎 170票(議員票 131票、地方票 39票)
決選投票は、岸田氏の圧勝で終わったのであります。
KAIの、決戦投票前の事前予想が、こちら。
1位 高市早苗そして、実際の結果がこちらであります。
2位 河野太郎
3位 岸田文雄
(さて(暇なので)自民党総裁選の予想でもしますか(3)、投稿日:2021年9月 5日)
1位 岸田文雄 256票(議員票 146票、地方票 110票)
2位 河野太郎 255票(議員票 86票、地方票 169票)
3位 高市早苗 188票(議員票 114票、地方票 74票)
1位から3位まで、真逆の結果とあいなったのでありますが、はてさて、一体全体これをどう評価すればよろしいのでありましょうか。
まずは注目すべき観点は、議員票と地方票の決定的乖離なのであります。
■議員票
1位 岸田文雄 256票(議員票 146票)
2位 高市早苗 188票(議員票 114票)
3位 河野太郎 255票(議員票 86票)
■地方票
1位 河野太郎 255票(地方票 169票)
2位 岸田文雄 256票(地方票 110票)
3位 高市早苗 188票(地方票 74票)
地方票でトップの河野氏が、一転議員票では最下位であったのであります。
これが意味するところは、明白なのであります。
すなわち、議員と地方の間には、情報量において決定的違いがあったのであります。想像するに、地方の情報源は、ワイドショーと一部がネット。一方の議員の情報源は、ネットと派閥。
そうです、ネットでは高市氏が圧倒的支持を得、河野氏はネットでまったくもって評価を落としていたのであります。そして反対にワイドショーの人気は河野氏の一人勝ちであったのであります。
この結果、地方は、ワイドショー>ネットとなって、河野>岸田>高市の結果となったということであり、議員は、派閥>ネットとなって、結果的に派閥の情報が優先され、岸田>高市>河野となったと考えられるのであります。
これは岸田氏の当選は、ある意味において「漁夫の利」を得たと言えるのではないかと思うのであります。
つまり、ワイドショーの票とネットの票、この二つの票の争いの中、そのどちらにも優位ではなかった岸田氏が、結果的に両方の票を獲得することに成功したのであります。
まさに、これこそが今回、KAIの「正統性」思想的予想が大きく外れた原因ではないかと考えるのであります。
漁夫(ぎょふ)の利(り)「正統性」思想とは、本流の流れの思想なのであります。
《シギとハマグリが争っているのを利用して、漁夫が両方ともつかまえたという「戦国策」燕策の故事から》両者が争っているのにつけ込んで、第三者が利益を横取りすることのたとえ。
(デジタル大辞泉 )
あらゆる「気」の流れの中で、もっとも正統なる流れが本流となるとの思想なのであります。
ところが今回の総裁選、漁夫の利によって本流とは決して言えない岸田氏が当選したのであります。
この結果は、重大なる結末を呼ぶのであります。
岸田政権は、短命となる。
当然、本流ではないのでありますので、長く政権を維持し続けることはできないのであります。
これを予見する記事を見つけましたので、これをご紹介して、このエントリーをお仕舞とさせていただくのであります。
早稲田OB首相は短命?新総裁・岸田氏は「永田町のジンクス」を覆せるか、窪田順生、2021/09/30 06:00
KAI
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