維新、おめでとう。
すでにみなさま、ご承知の通り、統一地方選挙は維新の圧勝とあいなったのであります。
この結果は、KAIの予想通りであったのでありますが、予想の2勝2敗ではなく、3勝1敗となりましたことは慶賀の至りなのであります。
もういっぽうの府議会議員選挙でありますが、こちらは小選挙区である区が多くを占め、2人区も多く、かつて維新が過半数をとった実績があるのであります。残念ながら過半数には届かないでしょうと予想した府議会議員選挙で、維新はなんと過半数を獲得したのであります。果たしてその再来となるやいなや。
しかしながら、今の維新には、当時の勢いはないと言わざるを得ないのであります。
と言うことで、今回の選挙の結果を申しあげますならば、2勝2敗の引き分けとなるのであります。
大阪春の陣の命運や如何に?、投稿日:2019年3月31日
この原因は、大阪府知事に圧勝した吉村人気以外には考えられないと思うのであります。
吉村圧勝が、松井大阪市長を誕生させ、府議会過半数を実現させたと考えて、まず間違いないと言うことなのであります。
統一地方選挙後半戦であった衆議院選挙補選においても、維新の勝利の原因は、まず間違いなく吉村人気によると、KAIは考えるのであります。
そして、この吉村人気とは、単なるブームのような一過性のものではなく、吉村市制になってからの、橋下徹前市長が実現できなかった、例えば地下鉄民営化を実現するなどとした確かな実績に裏づけされた、そう言う吉村人気なのであります。
と言うことで、あらためまして今後の都構想の行方、展開について考えてみたいと思うのであります。
では、肝心の「都構想」の行方は、いかなることになるのでありましょうか。やはり、何度考えましても、公明党でありこの夏の衆参同時選挙がキーポイントとなるのであります。もはや「都構想」は風前の灯となるのでありましょうか。
これに起死回生となるのが、衆参同時選挙であると、KAIは考えているのであります。
すなわち、大阪夏の陣再び、なのであります。
すでに勘のいいみなさまにはご察しの通り、衆議院選挙における公明党との戦いなのであります。
公明党にとって選挙談合と批判されようがなにより、大阪3区、5区、6区、16区の議席を落とすなど、絶対あってはならないのであります。
当然維新はこの選挙区に対抗馬を投入してくるのであります。
もうお分かりでありましょう。
大阪公明党とて、本部には逆らえないのであります。
かくしてこの秋の、大阪都構想の住民投票が実現する。
大阪春の陣の命運や如何に?、投稿日:2019年3月31日
そもそも、なぜ衆参同時選挙となるのか、まずはこちらからご説明したいと思うのであります。
ここで焦点をあてる必要がありますのが、消費税増税問題なのであります。
増税まであと半年。
その軽減税率をめぐっての混乱は、令和改元の混乱で隠蔽されるかのような印象があるのでありますが、軽減税率のポイント還元などのシステム対応の現状は期限的にほとんど実装・実現不可能な状況にまで追い詰められているのであります。
このまま10月、消費税増税を強行したら、一体いかなることになるのか。
すでに官邸から指示を受け、財務省を外してのシミュレーションが行われているのはまず間違いないのであります。
そして、そのシミュレーションの結果とは。
決定的な、景気後退。
アベノミクス破綻なのであります。
安倍さん、これは絶対に避けなければならないのであります。
すなわち、消費税増税の中止。
はてさて、安倍さん、これをどうやって実行するのでありましょうか。
いま、A案、B案、C案、D案くらいまで準備されつつあると、KAIは考えるのでありますが、一番考えられるのはトランプ大統領による爆弾発言であります。
今回の日米首脳会談のテーマ、G20ともう一つがこれであったのではないかと思うのであります。
すでに米国の経済フォーラムの多くから、日本の消費税増税への危機感が発信されつつあるのであります。
これに直接的に、トランプによる介入。
日本がこれ以上の消費税増税を行うことは適切ではない、米国の経済は日本の景気後退を歓迎しない。
トランプのこの強硬なメッセージによって、一挙に増税中止論が勃発。
安倍さん、衆参同時選挙でこの信を問うことに。
かような展開になるのではないかと、KAIは思うのであります。
かくして、公明党の妥協とあいなるのではないかと。
はてさて、いかなる展開となりますやら。
平成最後の日、クラブテニスの最終戦勝利を祝って、乾杯。 KAI
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