暇している間に、またまた大きな動きがあったのであります。
民進党から希望の党への大移動、この動きを排除された方々の受け皿となったのが、立憲民主党。この立憲が立ち上がったことにより、比例票がこの立憲に大きく流れ始めたのであります。
まさにこの動きこそ、政治の流れの中の、乱流、カオスなのであります。
カオス理論とは、物理理論でありますが、その特徴は、不規則性、不安定性にあるのであります。
今回の選挙において、実際の政治的動きだけでなく、その投票予測においても、このカオス現象を目撃することとなるのであります。
これをご理解いただくために、まずは、公示日前10月5日時点の、ニコニコによる予測をご覧頂くと、こうなるのであります。
自民党が単独過半数、自公政権継続の勢い【衆院選 議席予測】、2017年10月5日 (木) 21:45
公示前→9/17松田馨氏→9/17KAI→9/30KAI→10/5NICO
自民 290→273→322→302→266
公明 35→34→35→35→34
民進 (88)→72→20
立憲 16→ → → →17
希望 57→35→9→49→77
共産 21→24→26→26→21
維新 14→18→30→30→26
社民 2→2→2→2→2
無所 37→5→21→21→22
そして、ここに公示日直後の選挙予測が加わるのであります。
与党300議席に迫る勢い衆院選序盤情勢、自民、単独安定多数も 希望は選挙区で苦戦、2017/10/11 23:00、日本経済新聞電子版
公示前→9/17松田馨氏→9/17KAI→9/30KAI→10/5NICO→10/11日経
自民 290→273→322→302→266→260
公明 35→34→35→35→34→34
民進 (88)→72→20
立憲 16→ → → →17→45
希望 57→35→9→49→77→69
共産 21→24→26→26→21→18
維新 14→18→30→30→26→10
社民 2→2→2→2→2→1
無所 37→5→21→21→22→28
いかがでありましょうか、KAIの予想はさておきまして、松田氏、ニコニコ、日経と数値の動きをながめてみますならば、あまり変動のない自民、公明に対して、立憲、希望、維新の数字が大きく変動していることが、よくわかるのであります。
これが意味することとはなんであるかと申しあげますならば、これから投票日までの間に、ますますこれが大きく動くであろうと言うことは、間違いないと言うことなのであります。
実際問題、希望の急激な支持率の喪失と、それに替わる立憲の台頭。この二つの動きは、他の政党の動きに少なからずの影響がでることになるのであります。
それは、小選挙区における自民対希望の構図から自民対立憲の対立の構図への切り替えであり、結果的にこれが自民有利に働くことになるのであります。
つまり、反自民票の分散であり、各政党ごとのトータルとしての比例票の減少に繋がることになるのであります。
これらのことが、今回の日経の予測には考慮されていないのではないかと、KAIは考えるのであります。
よって、つぎのようになるとKAIは考えるのであります。
・自民は、当初KAIの予想通り、単独300越えの圧勝となる
・立憲は、支持率ほど議席は伸びない
・希望も、立憲に票を持っていかれ、絶対的に議席を獲得できない
・維新支持層は着実に増えており、全国で比例票を獲得する
(大阪で苦戦はフェイクニュース)
・無所属は意外に健闘するも、公示日前より大きく減らす
公示前→9/17松田馨氏→9/17KAI→9/30KAI→10/5NICO→10/11日経→10/12KAI
自民 290→273→322→302→266→260→302
公明 35→34→35→35→34→34→35
民進 (88)→72→20
立憲 16→ → → →17→45→20
希望 57→35→9→49→77→69→29
共産 21→24→26→26→21→18→26
維新 14→18→30→30→26→10→30
社民 2→2→2→2→2→1→2
無所 37→5→21→21→22→28→21
さてさて、いかなる展開となりますやら。 KAI
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