小泉純一郎の深謀遠慮(2)

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いよいよ始まりましたですよ、「反原発勢力」つぶし第一弾。

 小泉氏は細川氏と並んで記者団の取材に応じ、「この国の形、特に原発問題をどうするか、共感できるところがたくさんあった。都知事選への立候補には心から敬意を表明したい」と語った。

 さらに「原発がなくても日本は発展できる。東京が原発なしでやっていける姿を見せれば必ず国を変えられる。細川さんが当選すればエネルギー問題、原発問題で国政に影響を与えることになる」と強調した。
細川元首相が出馬表明「原発問題に危機感」 会談後、小泉氏「支援する」

そうです、小泉純一郎による細川支援の裏にある本当の意味とは、あの「深謀遠慮」にあったのであります。
進次郎が、日本国総理大臣に指名されるであろう、2029年。

この時、最大の対抗勢力となるのが、いまのいま脱原発を訴える勢力から流れてきた政党であると、純一郎は考えているし、KAIもまたこれは間違いないと思うのであります。

まさに「ターミネーター」となるべく、いまこの「根」を絶つべく、16年の未来から派遣されたのが、純一郎だったのであります。
小泉純一郎の深謀遠慮

都知事選挙の結果は、最初からわかっている。

もちろん、反自民の票が、宇都宮と細川で割れて、舛添で決まりであります。

これがわかっていて、なぜ小泉は細川を支援するのか。

それはこれこそが、「反原発勢力」つぶしとなるからであります。

え?意味わからんしと言うみなさんに、これからこれをご説明するのであります。

まず、小泉にとって細川支援の前提は、細川の落選であります。

万に一つ、宇都宮との一本化で当選することがあったとしても、佐川問題で脛に傷持つ細川が長続きすることはない。そう言う前提であります。

すなわち、細川支援とは、まったくもって細川の当選が目的ではないのでありまして、これはあくまでも細川を含めた「反原発勢力」の、小泉ブランド化戦略に他ならないのであります。

以後、反原発を唱える者は、一人の例外もなく、小泉ブランドとしての「反原発」であることを要求されるのであります。

もちろんこれは、これから登場する、小泉進次郎に対抗する首相候補となる者についても、まったく同様となるのであります。

この対抗馬が登場するのが、5年後でも10年後でも、ぜんぜんかまわない。

出てこなければでてこないで、それでいいのであります。

そして、2029年、進次郎総理大臣に指名される。

かくして小泉純一郎の深謀遠慮の成就となるのであります。 KAI