いったいなぜ小泉純一郎は、ここにきて、脱原発へのアクションを開始したのか。
これには、明確な「目的」があったのであります。
それは、息子、進次郎、首相就任にむけた遠大なる布石であります。
小泉純一郎元首相の脱原発論が波紋を広げている。講演会を開くたびにマスコミで発言内容が報じられ、勢いは衰えるどころか、ますます火が燃え広がりそうな様子だ。はたして、小泉の脱原発論は安倍晋三政権にも影響を及ぼすのか。メディアを含めて、もっぱら世間の関心は、現政権への影響でありますが、小泉純一郎の眼中にあるのは、これから16年後に起こる熾烈な政治闘争であります。
(小泉純一郎元首相の脱原発論は安倍晋三政権にも影響を及ぼす)
このままいけば、原発問題は、10年、20年と、その道筋が見えるまでに、途方もない時間を要することになるのは、まったくもって明らかなのであります。
進次郎が、日本国総理大臣に指名されるであろう、2029年。
この時、最大の対抗勢力となるのが、いまのいま脱原発を訴える勢力から流れてきた政党であると、純一郎は考えているし、KAIもまたこれは間違いないと思うのであります。
まさに「ターミネーター」となるべく、いまこの「根」を絶つべく、16年の未来から派遣されたのが、純一郎だったのであります。
もっぱら不評をきわめる菅直人や、山本太郎といった反原発議員たちが主流になるなどと言うことは、あり得ない話であります。しかしながら、こういったニセモノではない、本物の脱原発を唱える政治家が、これから間違いなく登場する。
かように、純一郎は、考えているのであります。
この政治家が登場してからでは遅い。
そのためには、純一郎自身が本物の政治家として、脱原発を主導する。
つまりは、こう言うことであったのであります。
小泉純一郎と言う、巨大脱原発勢力を構築することで、安心して進次郎は、首相に就任できる。
まさに、小泉純一郎の、深謀遠慮のなせる技であります。 KAI
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