情報戦とは−−孫子の兵法応用編・パート3

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「当事者」としての「情報」発信であります。

政権交代を実現させた方々、すなわち、2009年衆議院選挙で民主党に投票した人たちにとって、今回の国会原発事故調査委員会報告書で指摘されたとおり、民主党政権の目に余る不手際に対して、これがあなたたちが選んだ政権の不始末であると、少しでも認めるならば、なぜいまあなたたちはこの何十万人の避難民に対して、責任ある行動を取ろうとしないのでありましょうか。

あじさい革命などといい気になっている、みなさん。

あなたたちが選んだ、民主党政権のその所業である、との認識を、なぜ持てないのでありましょうか?

であるのもかかわらず、政権に対して30%以上が支持していると言う。

これを「異常」と言わずして、いったい何を異常と呼べばよろしいのでありましょうか。

簡単に申しあげますならば、国会前に反原発などとデモ行進するよりなにより、あなたたちがいま喫緊にやるべきことは、あなたたちの責任である、政権交代の結果の、民主党の不始末に「決着」をつけると言うことをおいて他にないのではないでしょうか?

つまり、「反原発」キャンペーンをするなら、これを実現するための「解散総選挙」キャンペーンこそ、まったくもって「近道」であるとなぜ考えないのでありましょうか?

実は、ここで見えてくるのは、「反原発」のデモに参加している「あなた」がたは、「反原発」を決しては望んではいない。

かようなる「真実」であります。

ホブソンにアイスクリームを買うために並ぶと同じ感覚でデモに参加した人々にすぎないのであります。

おそらく、このコメントに、みなさんは、猛烈に反発されるでありましょう。

しかし、KAI的に申しあげますならば、デモに参加することで、いったいどれだけ「反原発」に近づくことができたのでありましょうか。

結局、あなたたちが選んだ、あなたたちの「責任」である、この民主党政権が続く限りにおいて、なにも変わらない。

単に「政権」を変えればいいだけなのに、決して「それ」に向けての「行動」を、あなたたちはしようとはしないのであります。

すなわち、「反原発」は、おとくいの格好だけ。アイスクリームやディズニーで並ぶのと一緒、最初から最後まで、あなたたちにとっては「ファッション」でしかないのであります。

もう一度、言うのであります。

何十万人の避難民のみなさんのうち、民主党に投票した人は「自業自得」。でもこれ以外の避難民に対して、みなさんの「責任」は、そんな「ファッション」だらけの身勝手では決して許されることはないのであります。

「恥を知れ」、KAIはいま、こう申しあげるのであります。 KAI