本日も、竜巻、落雷が続くのであります。
常識的に考えても、これは「天変地異」と言っても決しておかしくはない「異変」であります。
そして、またまた先日レポートしました太陽の極磁場反転に続く、太陽の「異変」であります。
太陽の極磁場反転が、地球環境に長期的恒常的な影響を与えるのに対して、こちらは「磁気嵐」と言う形の地磁気異常が夏場の「台風」ラッシュなみに地上に襲来するのであります。米航空宇宙局(NASA)によると、太陽の表面に地球の直径の10倍もの幅がある巨大な黒点群が9日までに観測された。周辺では比較的大きな規模の爆発現象「太陽フレア」が7回発生。この影響で、地球でオーロラが観測される可能性があるという。
黒点群は5日に太陽の左端で見つかった後、自転に合わせてゆっくりと移動。肉眼でも識別可能で、NASAは大きさを「モンスター級」と表現している。
専門家は、天体望遠鏡などを使って観測する場合は「絶対に直接目で見ないように」と注意を呼びかけている。
黒点は、磁場の影響で太陽のガスの対流が妨げられてできると考えられており、温度が4千度と、通常の太陽表面温度の6千度に比べて低いため暗く見える。太陽活動とも密接な関係があり、活発になると黒点が増えるとされる。(共同)
(太陽活動が活発化? 地球の10倍もの黒点群 爆発現象が7回発生、2012.5.10 11:15)
これで地球環境はもちろんのこと、地球生命が甚大なる影響を受けないはずがないのであります。
懸念していた飛行機事故ですが、昨日インドネシアで40名超が乗る飛行機が消息不明となる事故が発生しているのであります。調べてみたところ、すでにこの2、3カ月の間に飛行機事故は立て続けに起きているようであります。
インタファクス通信によると、ロシアのシベリア西部チュメニ州の州都チュメニ郊外で2日朝、乗客乗員約40人が搭乗したロシアの航空会社「ユーテイル」のプロペラ旅客機ATR72が墜落し、非常事態省は29人の死亡を確認した。負傷者14人が救助されたという。
ユーテイルが2日発表した乗客39人と乗員4人の搭乗者名簿に日本人らしき名前はない。
旅客機は現地時間の午前7時半(日本時間午前10時半)すぎ、チュメニから西シベリアのハントゥイマンシースク自治管区のスルグトに向かって飛び立ったが、離陸2分後に交信が途絶えたという。ロシア治安当局者によると、墜落地点はチュメニ郊外約35キロ地点とみられる。(共同)
(シベリア西部で旅客機墜落 29人死亡、43人が搭乗、2012.4.2 14:25)
パキスタンの地元メディアによると、首都イスラマバード近郊のイスラマバード国際空港近くで20日、旅客機のボーイング737が墜落した。在パキスタン日本大使館によると、日本人が乗っていたという情報はない。
事故の詳細は不明だが、乗客約120人が乗っていた。目撃者によると、機体は民家に突っ込み炎上しており、死傷者が多数出ているとみられる。墜落当時、イスラマバード周辺は雷雨に見舞われていた。
墜落したのは民間のボジャ航空の旅客機で、南部カラチからイスラマバード国際空港に向かっていたという。ボジャ航空は1990年代に一時運航を中断しており、今回が再開後初めての便だったとの情報もある。
同空港によると20日午後6時40分ごろ、この旅客機との通信が途絶えたという。(共同)
(パキスタン、墜落旅客機は120人乗り、住宅に突っ込み炎上、2012.4.21 00:19)
天変地異とは、人一人だけの力では抗いがたいのも真実ではありますけれども、これが何を「意味」しているのか。これを理解し、自身の「意識」を集中させたうえで行動を選択することができる人と、そうではない人との間の、生命維持(生存)の確率はおそらく百万倍(KAI基準)は違ってくると、そうKAIは思慮するのであります。インドネシア運輸省当局者によると、ロシアが開発した旅客機「スホイ・スーパージェット(SSJ)100」が9日午後、インドネシア・ジャワ島の西ジャワ州ボゴール付近を飛行中に消息を絶った。ロシア人8人を含む46人が乗っていたという。搭乗者は44人との情報もある。
在インドネシア日本大使館によると、日本人が搭乗していたとの情報はない。
運輸省当局者らによると、同機は9日午後2時(日本時間午後4時)ごろ、首都ジャカルタのハリム空港を離陸し、約50分間飛行して同空港に戻る予定だった。離陸後、高度約6千フィート(約1830メートル)でボゴール付近を飛行しているのがレーダーで確認された後、消息を絶った。
SSJ100は、ソ連崩壊後、初めてロシアで開発された中距離旅客機で「ロシア産業再建のシンボル」と期待されている。今回はSSJ100の宣伝キャンペーンのデモ飛行で、インドネシアの航空会社関係者や同国メディアの記者らが搭乗していたという。(共同)
(ロシア開発旅客機が消息絶つ インドネシア、40人超搭乗、2012.5.9 21:05)
そして、こんなときに役に立つのが、ウチダ先生がよく言う「なんだか『厭なこと』が起こりそうな気分」であります。
いま、私たちに必要なことは、「動物感覚」であります。でも、いちばん生き延びる確率が高いのは、「今日はなんだかスタジアムに行くと『厭なこと』が起こりそうな気がするから行かない」と言って、予定をキャンセルして、家でふとんをかぶっている人間である。
WTCテロの日も、「なんだか『厭なこと』が起こりそうな気分がした」のでビルを離れた人が何人もいた。
彼らがなぜ危機を回避できたのかをエビデンス・ベースで示すことは誰にもできない。
「ただの偶然だ。理屈をつけるな」と眼を三角にして怒る人がいるけれど、そういう人には「そうですよね」と言ってお引き取り願うしかない。
けれども、「どうして私だけが生き残ったのか、理由がわからない」ということは、よくある。その場合に「単なる偶然である」と言って済ませることのできる人はきわめて少ない。
ほとんどの人は「自分だけが生き残った理由」について考える。
(弁慶のデインジャー対応について)
ものごとを前頭葉ではないところで「知覚」する。
ほんの些細な、「論理」と「知覚」、このバランスがとれるかどうかの違いが、最終的なあなたの生存確率を、飛躍的に高めることになるのであります。 KAI