大気の反逆(2)

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もう、この太陽の極磁場反転の影響以外には考えられないと言うのが、この「過激化」する気象被害であります。

6日午後、茨城県つくば市など関東の広い範囲で竜巻や落雷などによる被害が相次ぎ、竜巻で中学生1人が死亡し落雷で2人が重体となっているほか、合わせて41人がけがをしました。この竜巻などで、住宅の屋根が飛ばされるなど少なくとも490棟以上の住宅に被害が出ています。
関東で竜巻1人死亡40人けが、5月6日 19時24分

すでにみなさん、お気づきかと思うのでありますが、この2、3カ月、毎週のように低気圧が通過するたびに、竜巻、突風、集中豪雨、落雷と、まるで「過激派」低気圧が暴れまくるかのような気象状況であります。

この現象は、KAIの記憶をたどってみても、昨年までとはうってかわって明らかに異なる状況になっていると思うのであります。

そして、引き続き、交通事故のニュースが絶えないのであります。

宇都宮市で信号待ちをしていた路線バスに後ろから走ってきた別の路線バスが追突し、乗客と運転手、合わせて18人がけがをしました。

1日正午ごろ、宇都宮市花房3丁目の国道119号線で、赤信号で止まっていた関東自動車の路線バスに、後ろから走って来た同じ会社の路線バスが追突しました。
警察によりますと、この事故で双方のバスに乗っていた乗客17人が軽いけがをしました。
また、追突したバスの53歳の運転手が左膝の骨を折るなどのけがをしました。
現場の近くに住む男性は、「ゴツンという大きな音がして、外に出たらバスがぶつかっていた。複数の乗客がけがをしていた」と話していました。
現場は片側2車線の国道の交差点で、国道の歩道寄りの車線で先頭で信号待ちをしていた路線バスに、もう1台のバスが追突したということで、警察が事故の原因を調べています。
路線バスが追突事故 18人けが、5月1日 21時23分

3日朝早く、千葉市稲毛区の交差点で路線バスと乗用車が衝突し、バスの乗客や乗用車に乗っていた男性、合わせて10人がけがをして病院で手当てを受けています。

3日午前5時50分ごろ、千葉市稲毛区長沼原町の交差点で京成バスの路線バスと乗用車が衝突しました。
警察や消防によりますと、この事故で、バスの乗客8人とバスの運転手、それに乗用車を運転していた男性の合わせて10人がけがをして、病院に搬送され手当てを受けています。
警察によりますと、10人はいずれも意識があり、命に別状はないということです。
現場はJR稲毛駅から北東に4キロほど離れたところで、信号のある県道の交差点です。
警察は事故の状況や原因を調べています。
千葉 バス事故で10人けが、5月3日 7時16分

イタリア北部で、高速道路を走行中のバスが用水路に転落して5人が死亡、18人がけがをし、地元のメディアは「運転手の居眠りが事故の原因の可能性がある」と伝えています。

事故が起きたのは、イタリア北部パドバの高速道路で、5日朝、貸し切りバスが道路脇のガードレールを突き破って高速道路の下を流れていた用水路に転落しました。
バスには乗客と運転手の合わせて24人が乗っており、地元の警察によりますと、この事故で、これまでに5人が死亡し、18人がけがをしたということです。
現地からの映像には、激しく壊れたバスの車体や、用水路からバスをつり上げるため、ヘリコプターが現場で待機する様子が映っています。
このバスは、前日の深夜に首都ローマ近郊の街を出発して北部のベネチアに向かう途中で、事故が起きた時点では400キロ以上走行していたということです。
警察によりますと、現場は緩やかなカーブで事故が起きやすい場所ではなかったということで、イタリアのANSA通信は「運転手の居眠りが事故の原因の可能性がある」と伝えています。
イタリアでバス事故 5人死亡、5月6日 5時46分

なぜか、バスの事故が目立つのでありますが、これこそが今回何が起こっているのか、これを読み解く重要な「鍵」となるのであります。

すなわち、バスには、多くの乗客がいるのであります。この乗客たちが「アンテナ」となったと、KAIは、考えているのであります。

地磁気異常の「アンテナ」となって、これを「増幅」して、バスの運転手に影響を与えた。KAIは、こう考えているのであります。

バスではありませんが、京都亀岡の事故でも、居眠りをしていたのは無免許で運転していた少年だけではなかったのであります。同乗していた少年たち全員も、完全に眠り込んでいて、事故が起こったとき何が起きたか、まるで意識がなかったのであります。

もちろん居眠りだけではない。

宇都宮、稲毛、いずれも早朝、昼間の事故。ベテラン?のバスの運転手が、追突したり、信号無視など普通に考えればあり得ない。このあり得ないことが立て続けに起きているのであります。稲毛の出会い頭の信号無視が乗用車かもしれないけれど、どちらかの運転手にせよなぜ「信号無視」をしてしまったのか。

ここにもまた、「意識がとぶ」と言う不可解な現象があるのであります。

そして、これは先の「過激化」する気象現象とも無縁ではない。

生命現象にも、物理現象にも、「閾値(いきち)」と言う概念があるのであります。

この閾値が低くなって、「一線」を簡単に超えてしまう結果、「凶暴化」したり「無意識」の顕在化が起こるのであります。

これが、自然現象なら、普段であればなんでもない豪雨が、「凶暴化」する。

人間の精神状況なら、強烈な睡魔と言うかたちで、「意識」することや「視覚」の「拒絶」であり、まさにこれらは「大気の反逆」とも言えるのであります。

さて、私たちはこれから更に考えなければいけないのであります。

この「大気の反逆」に、いかに立ち向かえばいいのか。

しばらく、これをKAIは考え続けるのであります。 KAI

(追記)このお話も、ひょっとして繋がっているのかもしれない。備忘のためにメモしておくのであります。

 27日午前、米ニューヨークからラスベガスに向かっていた旅客機の機長が暴れ出し、テキサス州アマリロに緊急着陸する事態となった。米メディアによると、機長は機内の通路を走りながら、「爆弾がある」「(覚悟をして)祈り始めろ」などと叫んでいたが、乗客らが取り押さえた。

 問題が起きたのは、乗客135人と乗員5人を乗せた、米格安航空会社ジェットブルーの旅客機。米連邦航空局(FAA)によると、機長が不審な行動を取っていたため、副操縦士が不安になり、機長がコックピットから離れた時に内側から施錠した。機長は再び入室しようとドアをたたき始め、取り押さえられたという。ジェットブルー社は、機長が病気になった結果、緊急着陸をした、とする発表文を出した。機長は着陸後に身柄を拘束され、病院に搬送された。病名などは明らかになっていない。

 地元紙が伝えた乗客の話によると、機長は機体後部に行ってから、「イラク」「アルカイダ」「テロ」などと叫びながら通路を走り始めた。乗客として偶然乗っていた操縦士がコックピットに入り、副操縦士とともに緊急着陸させたという。(ワシントン=中井大助)
機長が暴れ出し米機緊急着陸 「テロ」「爆弾」叫び走る、朝日新聞デジタル、2012年3月28日10時36分