なんでこんな簡単なことに、いまのいままで気がつかなかったんだろう。
この気づいたことのお話をする前に、人間の身体とは、外部から体内に取り込む食物から成り立っていると言う厳然たる事実に、まずは私たちは素直に向き合う必要があるのであります。
例えば、この記事。
これは、以前のエントリー「断塩宣言−−塩公害問題に立ち向かう」の中で取り上げた、冒険病理学者家森幸男の言葉ですが、今回はこのエントリーの塩分過剰摂取の話ではありません。多くの人が食塩を過剰にとっていることは、汗からも知ることができます。汗をなめるとしょっぱい味がしますが、それを当然のように思われている方も多いでしょう。実はそれは間違いです。実際にはマサイ族の汗はしょっぱくありません。
食塩を減らしていき、かいた汗に含まれるナトリウムの割合を測った実験があります。すると、食塩を減らすとナトリウムの割合も減っていくことがわかりました。ホルモン系がちゃんと調節しているのです。長時間動いて汗をかきつづけると、汗が次第に水っぽくなる経験をしたことがある人もいるかもしれません。時折、汗をかいたらナトリウムが出るから、食塩を補わなければいけないという話を耳にしますが、そんなことはありません。そもそも汗をかくのは、体内から水分を蒸発させ、その熱を利用して体温を下げるのが目的です。むしろ、汗をかくことで不要な食塩を体外に出しているわけですから、あえて食塩をとるのは逆効果といえます。
問題の記述はこの部分であります。この指摘されている事実は、考えるまでもなく当然と言えば当然でありますが、私たちの身体が口に入れる食物そのものであるまぎれもない証拠。食塩を減らすとナトリウムの割合も減っていく
そして、気づいた真実。
それは、先日息子と一緒に食べた豚シャブの残り汁。翌朝暖めようと思って鍋の中を見ると、けっこうな脂が浮いている。いままで気にすることもなく幾度となく、これを暖めて食べていたけれど、このときなぜかこれに違和感を覚えたのであります。
その後、魚をガスレンジで焼いているときに、はたと気がついた。魚を焼いた後のレンジの受け皿に残る魚の脂と、豚シャブの脂が明らかに違うのであります。
なるほどそう言うことか。
体温の高い豚の体内にある脂は、低温になると固形化して層をつくるのに対して、魚の脂はそうはならない。
確かに冷血動物である魚の体温は、棲む水の温度に合わせて低い。だから、多少の温度では魚の脂は固形化しない。
そうです。もうお気づきでしょう。
私たち人間の体内にも大量に脂があるけれど、その元は摂取した食物の脂。
KAIは基本は魚しか食べないけれど、豚シャブも豚カツのロースも大好きなんです。いやはや、これはなんとしたもんでありましょうか。
おまけに、ググったらこんな記事がありました。
元々の記事は、こちら。
はてさて、やはり肉食はやめるしかないようであります。 KAI
kio
年々牛肉が食べれなくなる理由が理解できました。
若い頃あんなに好きだった焼き肉も食べたいと思う事が無くなりました。
歳をとり体力が落ちてさらに肉をくらい体力が落ちる不のスパイラルにはまっていたのかぁ!