予測は楽し週末テニス(7)

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はてさて、今年もあと1週間ちょっとしかなくなった。確かに、もはや「新民主党」の可能性は途絶えたと言わざるを得ないのであります。

党名は「新民主党」だそうです週末テニス

今回は、なぜ故、この通りにならなかったのか、そのわけを真摯に考察するのであります。

この一番の理由は、小沢の強制起訴でもなんでもない、ただ単に、民主党自体のあまりにもお粗末な地盤沈下であります。

もともとのシナリオは、支持率がある程度維持される中で、尖閣問題あるいは千谷問題のような「単一」問題を梃子にする力学であったはずが、あれよあれよと言う間に支持率が暴落してしまった。

これでは、対峙するはずの「旧民主党」が弱くなりすぎる。

この状況で、自民が、「新民主党」と組む必然性はきれいさっぱり霧散したのであります。

つまりは、そう言うことであります。

そして、もう一つの大きな理由。それは、完璧なまでに弱体化した民主党、小沢はこれを奪還する秘策に気がついたのであります。

それは、自民含めた一部野党との連立ではなく、野党政党丸ごとの吸収合併であります。

もちろんその党首が首相につく条件であります。

舛添あるいは平沼、菅の後の民主党次期代表、すなわち第95代内閣総理大臣に就任するのであります。

これに気づいた小沢は、さっそく、鳩山辞任の時と同じように菅に電話を入れた。

あなたを後継総理にする。ついては、小沢傀儡政権と言われないようにするために、徹底して小沢外しをやること。こちらもあなたを支持すると疑われるので、形だけの対抗馬を立てるが心配しなくてよい。

もちろん、このときと話は真逆ではあるけれど、この話を聞いた菅は、首相と言う職務のあまりに激務にすっかり嫌気がさしていたことを幸いに、このときと同じ方法でさっそくこれを実行に移すのであります。すなわち突然の、小沢攻撃であります。

みなさん、だまされてはいけないのであります。これは、菅小沢による猿芝居。

来年年明け早々、突如、改革あるいはたち日と民主党は、間違いなく合併するのであります。

まあ、これも菅を引き摺り下ろすために、いたしかたない。

これで日本が劇的に生気を取り戻すことができれば、民主党政権は安泰。

つまりは、それでいいのであります。

そして、こんな不実な世界とは無縁の、週末テニス。

いよいよ、今年もあとわずか。

土曜、2-6、2-6、4-2。先週から既報の通り、いかにすれば体力を維持できるか。勝敗のポイントは、ここにあるのであります。やっと第3セットで雪辱を果たす。

日曜、6-0、1-6、1-6、3-4。レギュラーのO谷さんが、年末進行の仕事により欠席。替わりに膵炎を患って間もないT木さん。この彼の奇跡的ふんばりが、第4セット、3-4ながらイーブンにもっていけたことの意味は、限りなく大きい。

なにも言う必要はない。通じるものには、ことごとくが通じるものなんであります。