KAIの思いは、どうやら伝わらなかったようであります。
丁度半年前のエントリーですが、SNSがいったいなんであるか、笠原社長はまるでわかっていないし、わかろうとする努力のかけらもないことが、これでよく分かったと言うことであります。そうです、あのGoogleのAdSenseやAdWordsと一緒なのであります。これこそ「人間関係」向上に貢献する、間接的な機能提供に他ならないのであります。
これだけ言えば、もうミクシィが何をやらなければいけないかは、お分かりでしょう。
「掲示板」を通した「人間関係」の心地好さの追求以外にはないのであります。
Wikipediaの中の解説を読んでも、もはや決してミクシィの「掲示板」生活が心地好いものではなくなっていると言う現実に、しっかりと目を向けなければいけません。
初心に帰って、「掲示板」生活を再構築する。これに、もはや一刻の猶予もないのであります。がんばれミクシィ!
(がんばれミクシィ!)
「致命的」。今回の事態を的確に表現する言葉であります。11月30日に正式導入された、mixiの「メールアドレスでの検索機能」は、事実上3日でサービスを取り下げることとなった。これまでfacebookが搭載してきた機能をなんの臆面もなくパクって来たわけだが、今回の失敗は割と致命的だったのではないかと思われる。
(中略)
アスキー、大陸書房、Japan Mixみんなこうだった。これは身についた本能みたいなもので、こういうところに長居は無用、ささっと逃げるが勝ちだ。一ユーザーとしては、もはや mixiで培った人間関係は今facebookやTwitter上で再構築されつつあるし、近々身辺整理をして、アカウントをたたもうかと考えている。
(mixiに受けた「いやァな感じ」)
SNSを運営する責任者が、こんな基本的なことを、「直感的」に理解できないでいるのは、まさに「致命的」としか言いようがないのであります。
もはや命運つきたと言うことであります。
SNSの本質とは、「人間関係」。
これを笠原社長がどう勘違いしているかは、簡単に想像できるけれど、SNSを「掲示板」と定義した時点で、彼の限界なんでありましょう。つまり、自分を「ボードマスター」と勘違いしてるってことであります。
それにしても、インターネットは難しい。と言うか、「オープン」とはなんであるか、これを理解しない者は、インターネットの世界で生き残っていくことはできないのであります。
ミクシィも、招待制のままでいれば、おそらく生き延びることができたのでしょう。Xデイはそんな先の話ではないのであります。 KAI