耐えられない品性

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赤かぶれの本性みたり、政界ペテン師。本性をあらわすとは、まさにこう言うことを言うのであります。

 仙谷氏は、自らの指示に従わない人物がよほど嫌なのであろう。公開を迫る声に対して、10日、こう述べた。

 「(メディア側に)中・長期的国益よりも、今、映像を流し(報道し)たいというビジネス的欲望がある」「それで(公開しない)われわれに批判的になる」
【櫻井よしこ 菅首相に申す】公開こそ国益だった

「ビジネス的欲望」

これほどビジネスの価値を貶めた言葉を、半世紀以上生きてきたKAIでも見たことがない。そして、心の底から激しい憤りを感じないわけにはいかないのであります。

まあバカ相手に腹を立てても、エネルギーを消耗するだけですので、これ以上バカはKAIの視界から抹消するだけでありますが、それにしてもお粗末なのが、「盗撮」されたなどあほうをぬけす「尖閣ビデオ公開のデメリット・メリット比較表」の存在なんであります。

デメリットとメリットとは、すなわち損得勘定。なにが損で、なにが得になるかは、そのよってたつ価値観次第によるのでありますが、そもそもこのバカの言いたい「ビジネス的欲望」とは、この利益優先、損得勘定そのものではないのか。自己矛盾も、甚だしいのであります。

ただしかし、これは別に間違っているわけではないのであります。正しく「国益」レベルと言う価値観に基づいて行われる限りにおいて、損得勘定で動くことはまったくもって真っ当なんであります。

しかし、現実はそうではないところに、この国のあまりにも貶められた品性があるのであります。この国は、もはや一刻の猶予もできないところまで、来ているのであります。 KAI