透けて見えていることに気づかない人々と週末テニス

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最近のエントリーを読み直すにつけ、なさけない話題ばかりで、これも世間の「大気」の流れとあきらめるしかない。

そんな中で、最近になって、「透けて見える」ことが、あまりに多いのに気がついたのであります。

「透けて見える」とは、その人々の行動や言葉を時系列に並べていくと、その行動や言葉で表明されるものとは裏腹な、真に意図する「意志」なるものが垣間見えてくることを言うのであります。

例えば、村木裁判。世間は検察の失態ばかりに目がいってますが、ずっとここに書いてきたように、元係長の単独犯行とするには、その失うものとのバランスがどうにもこうにも説明できないことと、探して見つけてくださいとばかりに自宅に保存されていた5年も前のFD。この二つの不可解な「事実」から「透けて見える」こととは、検事ごとき木っ端役人に負けてたまるかと言う女高級官僚の凄まじいまでのプライドであります。

もちろん、これだけではありません。仙谷の尖閣問題への稚拙な対応を始めとして、菅、「小」、「鳩」に共通して「透けて見える」のは、先日の代表選会場正面に国旗より上に掲げられた党旗が象徴するように、「国益」よりも「党利党略」優先。民主党の政権存続しか頭にないのであります。

これをおかしいと言っても始まらない。すべて女と言う種の不可解な行動原理が、種の保存の要請に基づくものであって、個々の個体の感情レベル、個性レベルの問題ではないと理解することと、種の保存原理においてこれはなんら違いはないのであります。(ちょっと飛躍^^;)

こう言った「透けて見える」のは、なにも政治や事件だけではないのであります。

 本特集で記者が最も伝えたかったのは、「先端技術の発信源が変わった」ということだ。従来は、コンピュータメーカーやソフトウエアメーカーが開発する技術こそが先端であった。LinuxにせよPostgreSQLにせよ、これまで人気のあったOSSは、機能面で先行する商用ソフトを追いかけていた。

 クラウド育ちのOSSは違う。クラウド事業者は「自社のために」「欲しい技術が外部には無い」から、基盤ソフトを自らの手で開発してきた。
「クラウド育ちのOSS」から透けて見えるIT産業の構造変化

ここで使われている「透けて見える」が正しい用法(「読み解く」が正しい)であるかの議論はおくとして、この「クラウド」自体への最近のメディアや国内ベンダーのアプローチから「透けて見える」のが、あいも変わらずの受託体質。

そもそも「クラウド」とは何かと言えば、その圧倒的コンピューティングパワーに裏づけられたコストパフォーマンス。これが日本では、原価主義による高価格とカスタマイズ前提の、ハイコストサービスに豹変する。

本来「クラウド」は、中小企業にこそメリットがあるはずが、これでは高コストを負担できる大企業にしか普及しない。

なんで日本は万事が万事、こうなってしまうのかは、言わずもがな。「人月」商売しかできない経営者ばかりなんであります。

これを根本的に変えていきたいと言う、私たちのASPサービス。しかし、こちらの「意志」はと言えばなかなか世の中に「透けて見える」とはいかないようであります。

まさにいま、これを変えようとするまっただ中で、週末テニス。

土曜、朝から台風通過の余波が残る小雨。すこしずつこれがあがって太陽が見えるころに、やっとエンジンがかかって、結果は0-6、4-6、7-5と、第3セットで貴重な1勝ゲット。

日曜、太陽が雲の間に見えるから気温はきのうより暖かいとは言え、低め。風もなく絶好のテニス日和、と思いきや、M田さん、きのう厚着してサッカー応援にでかけて午後から急に暖かくなって汗かいてかぜひいて体調最悪。それでも結果は、4-6、6-3、0-6、0-3と、こちらが後半9ゲーム連続のラブゲーム。体調ではなく体力に問題があったようであります。 KAI