いきなりですが、「便秘」問題であります。さいわいにして、KAIはこれに悩まされた経験はありませんが、世の中の多くの、特に女性における、重大なる悩みなのであります。
今回、これについての、形而上学的考察なのであります。
形而下的対処療法は、ちまたあふれておるのでありますが、おそらくこれは人類史上初めての形而上学的アプローチではないかと、思うのであります。と、もったいぶった前置きはこれまでにして、本題。
本来であれば、まず、便秘とは、いかなる状態を言うのかといった議論から始まるのでありましょうが、すべてパスして、今回の結論。
それは、エントロピーの法則における自然の摂理なのであります。
つまり、生命とは、エントロピーの法則に則って言えば、無秩序の中の秩序であるわけでありますが、排泄とは、秩序から無秩序(排泄物)を排出することで秩序を保つ働きであります。
5年前のエントリーですが、人(リキもか)が、有用な情報に会うと便意を催すのも、より秩序を生みだす働きであるといえるわけであります。また勇気をくれる本に出会いました。ものづくり魂(サンマーク出版、井深大、2005)です。ホンダ、ソニー本にはいささか筆者も「でつくし感」があって、本屋の平積みにあってもほとんど手に取らないのに、今日はなぜか見た瞬間、便意が^^;;。
この現象を解説しますとなぜか筆者の場合(カミさんの場合ビデオでそうなるとの証言あり)読みたい本に出会うともよおすのですが、毎朝愛犬リキの行動と同じでこの現象に納得しています。リキと毎日5年間海外出張中以外の早朝大陸横断鉄道くらい散歩してきたのですが、必ず、リキはおいしそうなにおいのところでよだれを垂らしながらおもいっきりデッカイうんちをします(リキはゴールデンですので人間並み^^;)。
つまり、生き物は自分に意味がある情報に出会うと、負のエントロピーを吸収するために、それに見合うウンチと言う正のエントロピーを排泄すると言う、まことにもってみごとに情報理論どおりの行動をする、これは実証的事実以外なにものでもありません。
(ものづくり魂と負のエントロピー)
しかしここで注意しなければいけないのが、「便意」と「有用な情報」との間にあると思われる順序関係であります。これは便秘状態にあっては、「便意」の生じないことが最大の悩みであるわけでありますが、この順序関係の対偶を考えると、「便意」がないから「有用な情報」がないとなるわけであります。
つまり「有用な情報」がない、とはすなわち「有用な情報」を欲してないということであり、すでに「情報過多」なわけであります。この「情報過多」がストレスからきているのかどうかは分かりませんが、便秘との関係からこう考えれば、便秘解消方法は一目瞭然なのであります。
すなわち、頭の中を大掃除すること、頭の中が空っぽになるまでリフレッシュすること、これしかないのであります。
そのための方法は、もちろんひとそれぞれ。スポーツをして思い切り汗をかく。森林浴をする。南の島で一人バカンスを楽しむ。なんでもいいから、頭の中を空白にする。すると自然に便意はやってくる。信じるもののみ、救われるのであります。
と言うことで、快便快食の素週末テニス。
今週のメンバーは、土日とも、Y木さん、O谷さん、ネモトくんといつものスーパーレギュラーメンバー。であるからして、展開もまったく似たようになる。
土曜が、6-0、1-6、5-7、2-1。日曜、6-3、3-6、1-6、4-3。勝って、負けて、負けて、勝って。もうこのメンバーで長い間やっていると、もはやみなさんそれぞれ芸の域であります。まさにこれこそ、至福のテニスなのであります。 KAI