腑に落ちないで週末テニス

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このところ、なにかしら腑に落ちないことが多すぎる。小泉・竹中批判の不快と克服もその一つだけれど、まだまだ書き足りない。

例えば「市場原理主義」あるいは「市場万能主義」と言う言葉。資本主義を選択しおまけに目一杯それを享受しておきながら、「市場原理主義」を否定する。あるいは行き過ぎた「市場原理主義」と非難する。経済成長もしかり。すでに成熟社会だとして、世代間問題の解決も示さぬままただ縮小均衡だけを是とする方々。そうそう悪玉「グローバリズム」批判もある。

はてさて、すべてがすべて、そうでしょうか?

「市場原理主義」を否定するなら、すでに歴史が破綻を証明した「計画経済」しかない。あるいは、行き過ぎと非難するのは、では、行き過ぎないとは統制された市場と何が違うのか。統制された市場を市場と呼べるのかどうか。はたして日本社会は、成熟社会と言えるのか。ならば成熟社会先進国の西ヨーロッパで出生率が上がっているのをどう説明するの。「グローバリズム」批判、結構だけど、明治以来、輸入と輸出、すなわち貿易で国家が成り立っていることを、こちらもどう説明するのでしょうか。

格差社会論も米国陰謀論も、これらすべてが「為にする」議論。彼らの「下心」が透けて見えすぎて、不愉快きわまりない。

はてさて、一体全体どうしたものか?

もちろんただ無視すればいいだけのことと分かってはいる。KAI的には、何の実害もないんだし。しかしそれでも、スッキリ、サッパリ感がなくて気持ちが悪い。まるで便秘のようにお腹にたまったまま。

こう言う時に、快刀乱麻のごとき、蒙昧論者をばったばったと切り倒す論客を、ついつい期待してしまうのは、ひょっとして選挙の後遺症かもしれない^^;。

と言うことで、後遺症で心神ままならないまま、週末テニス。

土曜。朝から天気は、すこぶる快適。もちろん暑いことは暑いけれど、このくらいがテニスには丁度良い。ちょうど全米オープンも始まり、前段の後遺症とは裏腹に、最高のコンディション。

久しぶりのネモトくんが入って、6-2、6-7(4-7)、1-6と、第2セットを惜しくもタイブレークで落としたものの、ネモトくんに2本のパッシングも決めて、最高に気持ちが良い。

日曜テニスも、秋本番。お休みのM田さんに替わって、シミズくん。M田さんの代打が誰もいない。どうしようと、最後の望みの綱、コーチの親分シミズくんに電話したら、一発返事でOK。ありがたいことです。

ネモトくんといい、シミズくんといい、強い子とやると俄然燃えるのが、いつものこの面子。しかして、6-2、3-6、1-6、2-1の2勝2敗。辛くもシミズくんの連勝は、阻止。

おかげで、もやもやも吹っ飛んだ。週末テニスの、最大の効用です。 KAI