選挙と週末テニス

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民主党が勝ったのではない。自民党が完璧なまでに負けたのだ。

「地方を活性化するには、公共事業しかない」

落選した久間元防衛相の、選挙期間中のこの演説をきいて、自民党が自ら負けに出た選挙であったことが、より鮮明になった。こういった人が比例でも復活できなかったことは、解党的出直しを必要とする自民党にとって幸運でさえあります。

いまだ郵政選挙が例外と考えている人にとって、これだけの逆風の中小泉ジュニア圧勝こそ、自民党が真の保守政党として出直すためにどうすればいいかの、大いなるヒントがあります。もちろんこれが見えないから、小泉構造改革の意味も理解できないんだけどね。

それにしても、結果はどうあれ、ながらく霞がかかってもやもやしていた霞ヶ関と永田町。一気に霞が晴れた。これが選挙の効用ってもんです。何事にも、勝ち負けは必要ってこと。

週末テニスも、一緒。KAIの週末テニスは、ご承知のようにゲームのみ。試合をやって勝ち負けをつけるから、自分の弱点も分かる。それを克服して、ゲームに勝つための戦略も立てられる。テニススクールも、それはそれで経営上仕方ないんだけれど、練習ばかりやっていてもテニスは上達しない。

と言うことで、週末テニス(選挙から週末テニスに話を持っていくのに一苦労^^;)。

土曜。今年は夏の神様の出番が少なかったと鬱憤を一気に晴らすかのような、異常な炎熱テニス。持病の再発したO谷さんに替わって、3週連続のサコタくん。3週間ぶりのネモトくんのダブルコーチ。Y木さんとペアを交換しながらの3セット。結果は、2-6、6-2、3-3の1勝1敗1分と五分五分の勝負。サコタくんとのコンビネーションに慣れるまで、まだ時間がかかりそう。そうです、ダブルスはペアとの相性次第でどうにでもなるんです。

どうもKAIは、ペアに緊張を与えるようで、ダブルスのパートナーとしては最悪(たぶん^^;)。別に勝ち負けにこだわっているつもりはないけれど、そう思うこと自体がペアには恐らくプレッシャーになってると、確かに思う。思うけれど、ではどうしたらいいかは、わからない。「自分の弱点」は分かる、でも「ゲームに勝つための戦略」いまだ見えず、なのです。

これが、端的に出たのが、日曜テニス。昨日とうってかわって近づく台風が一気に秋の空気を運んできて、おまけにぱらぱらと小雨がぱらつく。日曜のO谷さんのピンチヒッターは、練習なんかしなくても試合をやるたびに力を付けてきたウッシー。とはいえ、まだまだシロート。レギュラーメンバーの中で一番若いM田さんと組んだウッシー相手に勝って当然。とこれがいけないんだよね。

ペアのY木さんにプレッシャーを与えてしまったのか。結果は、4-6、4-4の1敗1分。残りの組み合わせは、6-0、0-6。

勝負事は、勝つか負けるか。しかし勝ち負けは関係ない。その結果から、何を学ぶか、ただそれだけが重要なんです。 KAI