ブランディングのキモに気づく週末テニス

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日曜テニスの前の、フジテレビ新報道2001。この番組で、奇跡の売上を実現する男として紹介された、安藤竜二

「葉」を食べる男
「有機」は「勇気」だ

「おまえ、なに笑ってんだよ」
「この人、本気でやってるんだよ」

有機米のブランディング企画会議、テーマを絞り込む安藤と、それに笑ってこたえる社員とのやりとり。この場面だけで、安藤の「ブランディング」に取り組む姿勢が垣間見える。それは「ポジティブ」「ポジティブ」そして「ポジティブ」。あくまで「ポジティブ」に、である。

「ブランディング」命のKAIにとって、「ブランド化」は長年の夢。

しかしERPなんて分野が、悪かった。これを長い間引きずった末にたどり着いたのが、「通販」「ASP」。以前にも書きましたが、SEOとかSEMとか一切なしでYAHOO!もGoogleもトップに来ます。

ただしかし、これは「ブランド化」には何かが足りない、とずっと思ってきた。

そして、今朝の番組で、何が足りないか、はたと気づいた。

そうです、「ポジティブ」。安藤のような「ポジティブな気持ち」の視点が欠けていたんです。ソフトウェアですから、どうしてもその「機能」に目がいってしまう。だからついつい「簡単」だとか、「便利」だとか、「全てできる」だとかと言う言葉が前面に出てきてしまう。

そうじゃないんだよね。有機米と言うお米は、「人」が食べ直接口に入れるものなんだから、それが美味しいとか無農薬で健康に良いとか安心だとかなんてことは、当たり前中の当たり前のこと。そうではなく、このお米を作っている人の「本気の思い」、「本気の気持ち」が伝わらなければ、まるで無意味なんだよね。

同様に、私たちのソフトウェアも、「人」の口にこそ入れないものの、「人」の仕事のための手となり足となり目として直接「人」に「触れる」ものなんです。この「肌感覚」、いわば「温かみ」が伝わっていないことこそ、「ブランド化」に至ってない根本の原因なんです。

なるほどね。そう言うことでしたか。

テニスに向かう車の中で、一人なんどもなんども頷く。続きはテニスの後で考えることにして、肝心のテニス。先週書いたように、M田さんお休みで、Y木さん、渓流釣りキャンセルの危機。しかしこれもなんとかなるもので、T中さんが替わりに参加できると言ってくれた。まことにありがたいことであります。

と言うことで、イサカくん、O谷さん、T中さんと言う面子で、正午スタートの炎熱テニス。結果は4-6、7-5、1-1と、時間一杯までもつれにもつれる展開に、途中心臓がぱくぱくし始める。しばらくペースダウンして治まったけれど、ついついいいかげんにもうそう言う歳ではないことを忘れるんだよね。でも、ゲーム自体は好プレーの連続でまことに面白かった。

土曜テニスも、これまた面白かった。転戦中のネモトくんに替わって、コーチの大男サコタくん。サコタくんとは初めてのお手合わせに、最初は相手の出方をうかがいながらのゲーム展開が、途中からサコタくん、本気になった。2本もパッシングを喰らって、こちらも本気モード。大男だからなかなか上を越えられないのがストローク中心のラリーになってよかったのか、悪かったのか。しかして結果は、6-2、4-6、1-6、2-0の、2勝2敗。ま、こんなもんです。来週もサコタくん。若いってイイナア。今から楽しみです。 KAI