大数の法則的週末テニス

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ペルー旅行中のY木さんのアナを埋めるのは、なかなか大変。おまけにO谷さんも、仕事が午前中に入って参加できなくなったと連絡が入る。

KAI一人になってしまった。

こう言うときの強い味方が、いました。ウッシー。アメフト歴二十年の現役ですので、体力は申し分なし。テニス歴数回ですが、そこそこ試合になる。

と言うことで、土曜テニス。メンバーはウッシーに加えて、ネモトくん、イトウくんと言うダブルコーチの贅沢。非常事態につき致し方ありません^^;。

今日のゲームのポイントは、ウッシーが1勝をあげられるかどうか。もちろんKAIと組むのではなく、2人のコーチとペアを変えながらです。

第1試合。KAI・ネモト対ウッシー・イトウ。いまひとつしまりのないネモトくんが幸いして、いきなり3-3まで拮抗するも、ウッシー・イトウチーム力尽きて負け。結果は6-3。

第2試合。KAI・イトウ対ウッシー・ネモト。結果は6-1でしたが、緊迫した非常に良いゲームが続く。

第3試合。KAI・ネモト対ウッシー・イトウと最初の組み合わせに戻る。コーチと一緒にプレーするウッシー。KAIも昔テニスではなくピアノで先生と連弾したことがあるのですが、この気持ちの良いこと。いまのウッシーも恐らくそんな感覚ではないかと、ふと思う。それくらいウッシーの動きが心地よい(想像ですが)。しかし結果は非情の、6-2で負け。

同じペアのまま、おまけの第4試合。4-0で時間切れ。

勝負の世界は、厳しい。ウッシー、4連敗と1勝もできず。しかしこれは致し方ありません。2人のコーチの間に歴然とした力の差がない限り、勝敗はKAIとウッシーの力の差による。KAIが勝つのは当たり前。

それにしても、コーチといえどもペアをカバーするのは、ほんと難しい。ペアで戦うのは、それが足し算ではなく掛け算だからです。つまりペアのどちらかが、1より小さい場合にどうするかです。

これは夫婦と言うペアも、まったく同じ。いつかは必ずどちらが先かは別にして、1より小さくなっていく。そのときジタバタしても、遅い。これを早くにシミュレーションできるテニスと言うスポーツは、まことに深い。

そして日曜。一転して、上級者メンバーが勢揃い。こう言う時は必ず誰かが3連敗する。と言う悪い予感通り、2-6、0-6、3-6、0-1(2-7)とKAIの4連敗。

昨日の4連勝のあとの4連敗は、まことに痛い。痛いけれど、4連勝したから4連敗したともいえる。

つまり4連勝は勝つべくして勝っただけで、何の努力もしていない。ペアであるコーチが優秀であっただけのこと。しかし今日は、違った。ペアは上級者と言えども自分を含めていくらでもミスをする。このミスを互いにカバーする力がないだけで、試合は簡単に負ける。このことを4連勝して忘れている。わかっているつもりなんだけど、簡単に頭の中から消えてしまうのは、ほんとにまだわかってないってことだよね。

一人でいったアンジェロで、生ビールを飲みながら、一人反省。テニスと言うスポーツは、まことに深い。 KAI