インタビューに答える、一人の黒人が言った。
この言葉を聞いて、思い出した。エルヴィス・プレスリー。マイケルは伝説になった。
ともに心臓発作は、偶然ではない。1977年8月16日、心臓発作により急逝。42歳だった。
(エルヴィス・プレスリー、Wikipedia)
1977年8月16日にテネシー州メンフィスの自宅、グレイスランドで死去した。ガールフレンドのジンジャー・アルデンによって寝室のバスルームの床に倒れているところを発見され、バプテスト記念病院へ搬送されたが、医師は午後3:30に死亡を確認した。42歳没であった。検死後、死因は処方薬の極端な誤用による不整脈と公式に発表された。
晩年、エルヴィスはストレスからくる過食症に陥ったことが原因で体重が激増したことに加え、75年くらいからは処方された睡眠薬などを誤った使い方で服用していた。「処方ドラッグをやっていた」とグレン・D・ハーディンなどのメンバー、さらにデル・“ソニー”・ウェストなどのメンフィス・マフィアのメンバーたちも語っている。
グレンは詳しいことは死ぬまで語るつもりはないといっているが、ソニー・ウェストは暴露本を書いて中傷した。違法なドラッグは一切使用していないが、この処方ドラッグの影響で癇癪持ちになり、体調も維持できなくなってしまった。
(エルヴィス・プレスリー、Wikipedia)
明らかに自殺である。
エルヴィスはともかく、マイケルにとって、2008年11月のネバーランド売却は、結果的に生きる糧をなくすことになってしまった。2009年7月8日、あと1週間ちょっと目前に予定していたロンドン公演。リハーサルを繰り返すだけ、抜け殻になっていく自分が見えすぎてしまった。
人は、なぜ自殺するのか。
折しも、日本の自殺者が過去最高を更新しそうだと言う。この人間だけが自殺するのは、すなわち人間だけの左脳のせい。
いまや日本人は、1日100人が自殺すると言う。日本人の左脳は、いったい何に支配されてしまったのか。
マイケルの右脳こそ、彼のアーティストとしての根幹。この右脳にとって、ネバーランド問題と言う左脳は、いつまでもやっかいな存在だったはず。会計士が報告する、ロンドン公演の収支見込みが、彼の右脳を極限までに苦しめます。
そして左脳が選んだ結論が、この一連の顛末だったとしても、なんら不思議はない。
日本人の自殺も、まったく同じ。
すくなくとも貧乏だった昔は、貧乏は、恥でも何でもなかった。むしろ若いうちは貧乏であることを自慢に、虚勢を張って生きていくことができた。
1日100人の自殺者のうち、一体何人、真の貧乏人がいるのでしょうか。虚勢と言う左脳に支配されて、自殺する。これを是とする風潮を、煽っているのは、一体誰か。
めちゃくちゃかっこ悪くても良い。土下座でもなんでもすればいい。ただひたすら生き延びる、右脳の声に従うこと。
テレビと言う左脳メディアが、日本人の自殺増加の根本原因であることを、伝説となったマイケルが、訴えていると、KAIは思います。 KAI
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