どうもこの人たちには恥の文化ってものが存在しないようです。
護衛して頂いてありがとうございますくらいなぜいえないんでしょうねえ。それを旅行会社が依頼したことだと責任転嫁するなど、なんとも姑息の極みであります。海賊対策のためアフリカ・ソマリア沖に展開中の海上自衛隊の護衛艦が、民間国際交流団体「ピースボート」の船旅の旅客船を護衛したことが13日、分かった。ピースボートは海賊対策での海自派遣に反対しており、主張とのギャップは議論を呼びそうだ。
(中略)
ピースボートは市民団体による海自派遣反対の共同声明にも名を連ねている。事務局の担当者は「海上保安庁ではなく海自が派遣されているのは残念だが、主張とは別に参加者の安全が第一。(旅行会社が)護衛を依頼した判断を尊重する」と話している。
(「反対…でも守って」 海自がピースボートを護衛 ソマリア沖)
そういえば数年前のイラク人質事件。この時解放された3人も同じでしたね。解放に尽力した日本政府に感謝するどころか、自衛隊派遣を非難までする始末には、ほとほとあきれました。
おまけにこれを読んで、これまた開いた口がふさがりません。
2004年4月、日本人2名
人質となった被害者の一人は「人質である自分たちを助けるために政府は自衛隊を撤退させるべきだった」とし、後に「自衛隊を撤退させなかった事」に対し損害賠償を求める訴訟を起こした。また、解放後の日本政府負担による日本への帰国費用については支払いを拒否している。
概要
フリージャーナリストと称する日本人2人がイラクの武装勢力に拉致された。この際の報道は前回ほど活発ではなく、ほどなく解放された。
(イラク日本人人質事件、Wikipedia)
この種の問題が起こっていつも感じるのが、この人たちはきまって人間としての最低限の礼節さえわきまえていないってことです。
そしてよくよく考えると、人間としての最低限の礼節をわきまえていないことこそ、この種の人たちの本質であることに気づきます。それは、礼節とは簡単に言ってしまえば「他人への感謝」ですから、考えや価値観を異にする人への感謝など、この人たちにはもとよりあり得ないし、「礼節」と言うエートスそのものが彼らの価値観と相反して逆に彼らに力を与えると言う皮肉な結果ともなっています。
日本社会は、恥の文化であり、「礼節」の文化の国です。
こういった国の共通の基盤をなす価値観と対抗することにより力を維持しようとする生き物こそ、吸血鬼すなわちバンパイアです。バンパイアなど仮想の生き物と思っていたけれど、なるほど蛭と言う寄生虫、国の価値観と言う血を吸って生きる蛭こそ、彼らの実相と考えると、すべての事象の合点がいくのでした。 KAI
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