なかなか趣深い展開になってきました。小泉さんの参戦で、一番あわてたのが、麻生さんの取り巻きです。
麻生さんの取り巻きの判断は、こうでした。
世の中の流れは、かんぽの宿売却問題で、郵政民営化に逆風が吹いている、ここは麻生はもとから郵政民営化には一歩距離を置いていたと一言表明すべしと。ところがあにはからんや、これが大問題に。(これで取り巻きのお頭のレベルが知れるってもんですが致し方ありません^^;)
さらにさらに、郵政民営化に逆風が吹いていると大いなる勘違いをしている彼らは、逆風最中まさか小泉さんが参戦するとは夢にも思わない。まことにアホとしか言いようがありません。
あわてて否定してもこのエビデンスは、あまりにも大きい。まさに致命傷です。
さて小泉さんの参戦は、いかなる展開になりますやら。
小泉竹中嫌い、いわゆる既得権者の代弁者達のバイアスまみれの予想、すなわち自民の分裂が、この事態で一挙に収束すると、KAIは考えます。さすがに麻生さんの取り巻きも、小泉さんの力に肝を冷やしたはず。そのうえ郵政民営化の流れにぶれはないことも、肝に銘じたはず。
とすれば、麻生さんの取り巻きにとって、麻生さんを生き返らせる方法は、一つ。
景気対策なんて、いまの経済危機を乗り越えるには、ちっちゃい、ちっちゃい。もちろん景気対策は必要ですが、いま必要なのは、経済が元気になることです。つまり経済を元気にすることこそ、麻生さんを復活させることができるのです。別にビッグスリーをはじめとした会社を元気にしろとはいってない。冷静に考えれば簡単にわかることですが、この不況下、増収増益の会社はいくらでもあります。こういった企業をただもっともっと支援すればいいだけだと、言うことです。
これを、経済活性化キャンペーン(中身は政府による10兆円規模の資本金投下)で、やればいいのです。(まあまったく期待はできませんが)
いずれにせよ、一旦自民は、一つにまとまるしかなくなったと言うのが、小泉さんの参戦の意味です。はてさて、いかなることになりますやら。実に面白い。 KAI
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